特許
J-GLOBAL ID:200903036315699436

射出成形機の型締装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-061592
公開番号(公開出願番号):特開平9-216264
出願日: 1996年02月13日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】 (修正有)【解決手段】型締主シリンダ3はタイバナット5によってキーロック可能な位置に移動可能な構造で、キーロック用のAブロック9は型締方向に働き、Bブロック10は型緩め方向に働く、型閉じと型開きは補助シリンダ6の役割であり、この工程ではキーロックは働かず、ラムと可動盤のみがストロークし、重量の大きな型締ピストンは型締と型緩めの時には僅かしか動かない構造とする。【効果】重量の大きな型締シリンダをなるべく動かさないようにし、動力効率を向上して、金型開閉の高速化にもつながる。直圧式型締装置に型締ピストンを挟むキーロックを採用したことは、型緩め力の強化となり、型厚調整装置は使用できる金型厚みの範囲では、ブースタラム式型締装置のように開閉ストロークが型厚みによって減少することがない利点を生む。
請求項(抜粋):
定盤1はべッド2に固定され、型締用主シリンダ3はベッド上に固定されず、金型厚みによって変るラム7のミゾにキーロックのAブロック9がはめ込みできる位置に移動可能な構造とし、前もって調整しておく。型閉じ工程では補助シリンダ6によってラムと可動盤7のみが移動し、金型を閉じた後に型締ピストンの一部に取り付けられたAブロック駆動11からAブロック9がミゾにはめこまれて型締ピストン8がラムにキーロックされ型締可能な構造とする。型締と射出が終了して、型開きに先立つ型緩め工程ではキーロックは解除され、型締ピストンは予めピストンをAブロックと共に挟み込まれるように配置されたBブロック10を介して型開き方向に僅かに動き、型緩めは完了する。型緩めが完了すると補助シリンダは大きなストロークで可動盤を後退させる。Bブロックはラム7の軸上を移動可能で、調整位置に固定できる構造とする。型締用の主シリンダ3の移動と固定はタイバナット5とタイバ4に設けられたネジで行われる。この型締用主シリンダの移動装置は型厚調整装置とよばれているものであるが、使用できる金型の厚みの最大最小範囲内では一定の金型開閉ストロークを確保できる構造とする。
IPC (2件):
B29C 45/67 ,  B22D 17/26
FI (3件):
B29C 45/67 ,  B22D 17/26 B ,  B22D 17/26 H
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-146105

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