特許
J-GLOBAL ID:200903036318388393

焦点調節操作切換機構を持つレンズ鏡筒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-189159
公開番号(公開出願番号):特開平11-023948
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 AF/MF用レンズ鏡筒であって、部品点数の増大化を招来することなくMF調節を常に確実に行い得るように保証されたレンズ鏡筒を得る。【解決手段】 レンズ鏡筒10の固定環12の外側には手動操作距離環40が回動自在に設けられ、この手動操作距離環はAF位置とMF位置との間で光軸に沿ってシフト可能である。AF位置では、AF方式に基づく焦点調節が行われ、MF位置では、MF方式に基づくが行われる。MF方式に基づく焦点調節は手動操作距離環の回動運動を固定環内のフォーカス環18に伝達し、その回動運動をレンズ群16の光軸Xに沿う並進運動に変換して達成される。手動操作距離環の内側面には一連の凹部40Dがその周囲方向に沿って所定の配列ピッチ角度で形成され、フォーカス環側にはピン要素46が保持され、手動操作距離環がMF位置にあるとき、ピン要素が一連の凹部の任意の1つに嵌入させられる。
請求項(抜粋):
自動焦点調節方式及び手動焦点調節方式のいずれか一方の方式を選択し得るよう構成されたレンズ鏡筒であって、カメラに着脱自在に装着されるようになった固定環と、この固定環の外側に回動自在に設けられた手動操作距離環を具備し、この手動操作距離環は第1のシフト位置と第2のシフト位置との間で前記固定環の光軸に沿ってシフト可能であり、前記手動操作距離環が前記第1のシフト位置にあるとき前記自動焦点調節方式に基づいて焦点調節が行われ、前記手動操作距離環が前記第2のシフト位置にあるとき、前記手動焦点調節方式に基づいて焦点調節が行われ、この手動操作距離環に基づく焦点調節が前記手動操作距離環の回動運動を前記固定環内のフォーカス環に伝達して、該フォーカス環の回動運動を前記固定環内のフォーカスレンズ群の光軸に沿う並進運動に変換することによって達成されるレンズ鏡筒において、前記手動操作距離環の内側面には一連の凹部がその周囲方向に沿って所定の配列ピッチ角度で形成され、前記フォーカス環側には少なくとも1つのピン要素が保持され、前記手動操作距離環が第2のシフト位置にあるとき、前記ピン要素が前記一連の凹部の任意の1つに嵌入して、前記手動操作距離環の回動運動が前記フォーカス環に伝達されることを特徴とするレンズ鏡筒。
IPC (2件):
G02B 7/09 ,  G02B 7/08
FI (3件):
G02B 7/04 A ,  G02B 7/08 A ,  G02B 7/11 P
引用特許:
審査官引用 (3件)

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