特許
J-GLOBAL ID:200903036327518984
化学物質測定方法及び装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-087927
公開番号(公開出願番号):特開2005-274343
出願日: 2004年03月24日
公開日(公表日): 2005年10月06日
要約:
【課題】複数の化学物質を含む水溶液において、測定対象とする化学物質以外の化学物質による干渉を受けることなく、電極反応により測定対象化学物質のみを高精度・高感度で連続的に検出・定量する。【解決手段】測定対象の化学物質とそれ以外の化学物質の酸化還元反応に伴う酸化還元電位の違いに着目し、測定対象の化学物質を測定する電極2の他に、測定対象以外の化学物質を電極表面に析出させて捕捉するか、これを測定対象化学物質の測定には影響しない化学形態に変えるとともに、測定対象の化学物質には作用しない電極1を設置し、これらを異なる電位に保持し、試料水溶液12から拡散する化学物質のうち測定対象以外の化学物質の干渉は後者の電極1により取り除き、しかる後、この電極を通過した測定対象の化学物質を前者の電極2で検出・定量する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の化学物質を含む水溶液中に、この水溶液と開口部により連絡し、かつこの開口部以外では当該水溶液と連絡しない構造の空洞を設けた検出器本体と、この空洞内奥部に当該水溶液中の化学物質のうち検出、定量を行う対象とする測定対象化学物質を還元反応により検出、定量する後置電極を配置し、この後置電極と検出器本体の空洞開口部入口との間に、当該水溶液中の測定対象化学物質以外の化学物質を還元反応により除去する前置電極を当該水溶液と後置電極との間の連絡を阻害することなく配置した空洞と電極系において、当該後置電極を測定対象化学物質を還元しうる電位に維持し、当該前置電極をそれよりも貴、かつ測定対象化学物質以外の化学物質を還元してこれを前置電極に析出させ捕捉するかまたは後置電極の還元反応に影響を与えない形態の化学物質に変化させることの出来る電位に維持することによって、後置電極の還元反応及びそのとき生ずる電流により測定対象化学物質をこれ以外の化学物質の反応による干渉を受けることなく検出、定量することを特徴とする化学物質測定方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N27/48 311
, G01N27/46 306
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭60-022654
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特開昭63-081259
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