特許
J-GLOBAL ID:200903036334410587

油圧ショベルの油圧回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-341474
公開番号(公開出願番号):特開平9-177139
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 従来技術は迂回バイパス油路を通って合流用切替弁側に流れる駆動用圧油を絞り弁によって制限しているので、掘削作業時にアームシリンダーに要求される多量の圧油の供給には不十分であり、しかも、原動機の動作効率が悪い。【解決手段】 パイロット圧センサー34で検出したアーム切替パイロット弁22からのパイロット圧PP に基づいて、コントローラー33は記憶部から読み出したパイロット圧PP と補助切替弁23の目標開口面積ST との関係を規定する変換関数と複数の変換関数に従って演算した値の分岐流量制御信号を比例電磁弁32に出力し、比例電磁弁32から流出したパイロット油により補助切替弁23の目標開口面積SS を制御して、パイロット圧PP が下限パイロット圧P0 を越えた時、迂回バイパス油路を通って合流用切替弁17の油供給側に流出する駆動用圧油の分岐流量を前記変換関数に従って増大させる制御を行う。
請求項(抜粋):
複数の駆動用圧油の油供給源と、該油供給源の1つの第1の油供給源に上流から下流に向かってタンデム接続され、ブームシリンダーへの駆動用圧油の方向と流量を切り替えるためのブーム用切替弁およびアームシリンダーへの駆動用圧油を合流させるための合流用切替弁と、前記油供給源の他の1つの第2の油供給源に接続され、アームシリンダーへの駆動用圧油の方向と流量を切り替えるためアーム用切替弁とを具えた油圧ショベルの油圧回路において、前記ブーム用切替弁の油供給側と前記合流用切替弁の油供給側との間を迂回接続する迂回バイパス油路中に補助切替弁を設け、該補助切替弁を前記アーム用切替弁の弁駆動圧に応じて流量制御することにより、前記第1の油供給源の吐出油の無駄なエネルギー損失を抑制したことを特徴とする油圧ショベルの油圧回路。
IPC (2件):
E02F 9/22 ,  F15B 11/16
FI (2件):
E02F 9/22 L ,  F15B 11/16 B
引用特許:
審査官引用 (1件)

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