特許
J-GLOBAL ID:200903036345104089
高靭性耐熱鋼及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-093288
公開番号(公開出願番号):特開平5-105988
出願日: 1991年03月30日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、鋼中にマグネシウム(Mg)を添加して脱酸し、鋼中の酸素を除去するか固定無害化して、ボイラチューブ等に使用する靭性の優れた耐熱鋼を提供すること、及び、この高靭性耐熱鋼を真空溶解だけの安価なプロセスによって製造する方法を提供する。【構成】 本発明は、C:0.01〜0.30、Cr:8〜13、Al:0.005以下、その他W、Mo、Nb、V、B等を適量含有し、更にMgを0.001〜0.02(何れも重量%)含有せしめて酸素を低減せしめた高靭性耐熱鋼であって、この鋼を真空溶解だけの安価なプロセスによって製造する。この低C,低Alでしかも低酸素にした高靭性耐熱鋼は、ボイラチューブ等の好適な材料となる。
請求項(抜粋):
重量%としてC :0.01〜0.30%,Si:0.01〜0.80%,Mn:0.10〜1.50%,Cr:8.00〜13.00%,W :0.20〜3.00%,Mo:0.005〜1.00%,V :0.05〜0.50%,Nb:0.02〜0.12%,B :0.0003〜0.008%,Mg:0.001〜0.02%,N :0.01〜0.10%,Al:0.005%以下を含有し、さらにP :0.050%以下,S :0.010%以下、O :0.020%以下に制限し、残部がFe及び不可避的不純物からなることを特徴とする高靭性耐熱鋼。
IPC (3件):
C22C 38/00 302
, C21C 7/06
, C22C 38/18
引用特許:
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