特許

J-GLOBAL ID：200903036363961363

デジタルサブトラクション装置

発明者： 西野 和義
出願人/特許権者： 株式会社島津製作所
代理人 (1件)： 杉谷 勉
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-215345
公開番号（公開出願番号）：特開2001-045374
出願日： 1999年07月29日
公開日（公表日）： 2001年02月16日
要約：

【要約】【課題】 心拍や呼吸などによる臓器変動によるアーティファクトが抑制されたサブトラクション像を得る。【解決手段】 X線透視画像撮影装置2でマスク像となるX線透視画像とライブ像となるX線透視画像とを連続して撮影し、A/D変換器3でデジタル信号に変換して記憶部4に記憶すると、濃度変化周期特定部5は、記憶部4に記憶されたデジタル画像群の少なくとも一部の領域の時間的な濃度変化を周波数成分に変換し、その周波数成分を解析してデジタル画像群に表れる被検者M内の被写体の変動に応じた時間的な濃度変化の周期を特定する。その後、演算部6は、記憶部4に記憶されたデジタル画像群のうち、特定された周期に対して位相が最も近いマスク像とライブ像とをサブトラクションしてサブトラクション像を算出する。

請求項（抜粋）：

マスク像となるX線透視画像とライブ像となるX線透視画像とを撮影してデジタル信号に変換し、マスク像とライブ像とをサブトラクションしてサブトラクション像を得るデジタルサブトラクション装置であって、(a) 被検者のX線透視画像を所定の撮影速度で連続して撮影する連続撮影手段と、(b)撮影されたX線透視画像をデジタル信号に変換する信号変換手段と、(c) 前記連続撮影手段及び前記信号変換手段によりマスク像となるX線透視画像とライブ像となるX線透視画像とが連続して撮影され、デジタル信号に変換されたデジタル画像群を記憶する記憶手段と、(d) 前記記憶手段に記憶されたデジタル画像群の少なくとも一部の領域の時間的な濃度変化を周波数成分に変換し、その周波数成分を解析して前記デジタル画像群に表れる前記被検者内の被写体の変動に応じた時間的な濃度変化の周期を特定する濃度変化周期特定手段と、(e) 前記記憶手段に記憶されたデジタル画像群のうち、前記特定された周期に対して位相が最も近いマスク像とライブ像とをサブトラクションしてサブトラクション像を算出する演算手段とを備えたことを特徴とするデジタルサブトラクション装置。

IPC (4件)：

H04N 5/325 ,  A61B 6/00 331 ,  A61B 6/00 335 ,  G06T 1/00

FI (4件)：

A61B 6/00 350 S ,  A61B 6/00 331 E ,  A61B 6/00 335 ,  G06F 15/62 390 A

Fターム (23件)：

4C093AA04 ,  4C093AA24 ,  4C093CA13 ,  4C093EA02 ,  4C093FD01 ,  4C093FD05 ,  4C093FF15 ,  4C093FF34 ,  5B057AA08 ,  5B057BA03 ,  5B057BA11 ,  5B057BA29 ,  5B057CA02 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057CB02 ,  5B057CB12 ,  5B057CB16 ,  5B057CC03 ,  5B057CE09 ,  5B057CE20 ,  5B057CH08 ,  5B057CH11