特許
J-GLOBAL ID:200903036370180032
有限要素法における解析モデルの変換方法およびシステム行列生成方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 均
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-114495
公開番号(公開出願番号):特開2002-312407
出願日: 2001年04月12日
公開日(公表日): 2002年10月25日
要約:
【要約】【課題】 モデルの対称面が要素の中心を通る場合で対称性を用いて効率的にシステム行列を求める。【解決手段】 対称面上の要素(以下、中央要素と称する)に沿って、モデルを中央要素を含む解析部分と含まない部分とに分割する。解析部分に通常どおり節点番号を付け、解析部分において対称面の外にある節点の節点番号をそれぞれ対称な位置にある節点の節点番号に変換する。解析部分の分割された面における境界条件を用いて、解析部分の各要素に対する要素行列を求める。振動モードが反対称である場合、要素行列において、対称面の外にある節点の位置に関する行および列を-1倍する。各要素行列から、新たに付け替えられた節点番号に対応する場所を足し合わせてシステム行列を生成する。中心要素は2次要素でもよい。本発明は、1乃至3次元の何れのモデルにも適用可能である。
請求項(抜粋):
有限要素解析における解析モデルが面(以下、対称面と称する)に関して対称性を有し、その振動モードが対称または反対称な変位分布を有し、且つモデルの前記対称面が要素の中心を通る場合の解析モデルの変換方法であり、該方法が、前記対称面上の要素(以下、中央要素と称する)に沿って、前記解析モデルを前記中央要素を含む解析部分と含まない部分とに分割するステップと、前記中央要素を含む解析部分に節点番号を付けるステップと、前記解析部分において前記対称面の外にある節点の節点番号をそれぞれ対称な位置にある節点の節点番号に変換する節点番号変換ステップと、前記解析部分の前記分割された面における境界条件を用いて、前記解析部分の各要素に対する要素行列を求めるステップと、前記振動モードが反対称である場合、前記要素行列において、前記対称面の外にある節点の位置に関する行および列を-1倍する要素行列変換ステップとを含むことを特徴とする解析モデルの変換方法。
Fターム (3件):
5B046DA02
, 5B046FA06
, 5B046JA07
前のページに戻る