特許

J-GLOBAL ID：200903036370606722

抗ヒトインフルエンザウイルス抗体

発明者： 奥野 良信 ,  高畠 貴志 ,  植田 稔 ,  吉岡 広文 ,  大島 淳 ,  加藤 郁之進
出願人/特許権者： 寳酒造株式会社
代理人 (1件)： 中本 宏 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-117466
公開番号（公開出願番号）：特開平7-304799
出願日： 1994年05月09日
公開日（公表日）： 1995年11月21日
要約：

【要約】【目的】 特異性を有する抗ヒトインフルエンザウイルス抗体、該抗体を用いる、ヒトインフルエンザウイルスの検出方法、及びキットを提供する。【構成】 ヒトインフルエンザA型ウイルスのH3N2サブタイプのヘマグルチニン分子中の幹領域の特定のポリペプチド配列を認識するが、H1N1及びH2N2サブタイプの幹領域の特定のポリペプチド配列を認識しないという特性を有する抗ヒトインフルエンザウイルス抗体。該抗体をH3N2型ウイルスに結合させる工程を含むヒトインフルエンザウイルスの検出方法。前記抗体を含有する検出キット。【効果】 短時間に大量の検体のタイピングを行え、流行予測が迅速に行える。

請求項（抜粋）：

下記特性(a)及び(b)を有する抗ヒトインフルエンザウイルス抗体。(a)ヒトインフルエンザA型ウイルスのH3N2サブタイプのヘマグルチニン分子中の幹領域の配列表の配列番号1で表されるTGMRNポリペプチド配列と配列表の配列番号2で表されるQINGKLNR(L/V)IEKポリペプチド配列とを認識する。(b)ヒトインフルエンザA型ウイルスのH1N1サブタイプとH2N2サブタイプのヘマグルチニン分子中の幹領域の配列表の配列番号3で表されるTGLRNポリペプチド配列と、配列表の配列番号4で表されるGITNKVNSVIEKポリペプチド配列とを認識しない。

IPC (8件)：

C07K 16/10 ,  A61K 39/395 ADY ,  C12N 15/02 ZNA ,  C12P 21/08 ,  C12Q 1/70 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/569 ,  C12R 1:91