特許
J-GLOBAL ID:200903036379131441

耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼棒およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-111942
公開番号(公開出願番号):特開平7-300652
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、圧延時の仕上げ温度と圧下率を調整することにより引張強度145kgf/mm2 以上を有し、耐遅れ破壊特性に優れるPC鋼棒の製造方法を提供する。【構成】 C、Si、Mn、P、S、Ni、Cr、Mo、Al、V、Ti、Nb、Nを含有した鋼の熱間圧延において、圧延温度Tfが700°C≦Tf≦850°Cを満たす条件で、30%以上の圧下率を与えた後水焼入れし、さらに焼戻しを行うに際して、焼戻しを350°C以上500°C以下で行うことにより、旧オーステナイト粒の長さと幅の比であるアスペクト比が2以上で、引張強度145kgf/mm2 以上を有し耐遅れ破壊特性に優れるPC鋼棒を製造することができる。
請求項(抜粋):
重量%でC :0.15〜0.50%Si:0.1〜2.0%Mn:0.05〜2.0%P :0.015%以下S :0.02%以下Al:0.005〜0.1%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなる鋼で、焼戻しマルテンサイト組織からなりJIS G 0551による旧オーステナイト粒度番号が9以上であるとともに、旧オーステナイト粒の長さと幅の比(以後アスペクト比とする)が2以上であり、かつ強度が145kgf/mm2 以上であることを特徴とする耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼棒。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/06 ,  C22C 38/50
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭61-174327
  • 特開昭61-174327
  • 特開昭59-089716
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