特許
J-GLOBAL ID:200903036380376857

航空機搭載用レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-232065
公開番号(公開出願番号):特開平10-078481
出願日: 1996年09月02日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 目標の運動により発生するドップラ周波数により、目標の位置ずれ及び画像のぼけが生じ、さらに目標のドップラ周波数がレーダの帯域よりも大きかった場合、周波数軸上で折り返しが発生し画像化できない。【解決手段】 移動目標を検出するためにPRFを高くした送信信号に対し、受信時にサンプリング周波数を低くするアジマス方向プリサム処理器を設け高分解能画像化処理を行うのと同時に、チャープ信号の帯域を制限し分解能を低くするためのレンジ方向プリサム処理器を設け移動目標を検出し、検出した移動目標を高分解能画像上に表示する重ね合わせ処理器を設ける。
請求項(抜粋):
一定の周波数の連続波を発生する励振器と、周波数変調を施した送信パルス信号を一定のパルス繰り返し周波数で発生する送信機と、送信パルス信号を目標に向けて放射するとともに目標からの反射信号を受信し、受信信号のΣ信号及びΔ信号を出力するモノパルスアンテナと、送信と受信の切り換えを行う送受信切換器と、受信信号を増幅及び位相検波してビデオ信号を得る受信機と、受信信号のサンプリング周波数を低くする演算器と、サンプリングし直された信号における周波数変調を復調して狭パルスを発生するパルス圧縮器と、パルス圧縮後の信号における自機の移動により生じる目標までの距離の変化を補正する演算器と、受信信号のデータを一時的に蓄積しておくバッファメモリと、バッファメモリから読み出された受信信号に対して高速フーリエ変換を行う演算器と、自機の移動及び動揺を感知する慣性基準装置と、慣性基準装置から出力される自機の移動及び動揺データによりアジマス圧縮するための参照関数を作成する演算器と、高速フーリエ変換された結果と参照関数とを複素乗算する演算器と、複素乗算された結果に対して逆高速フーリエ変換を行う演算器と、逆高速フーリエ変換された信号の振幅検出を行い画像を作成する検波器と、振幅検出された画像のスペックル雑音を低減するためのマルチルック処理を行う演算器と、受信機から出力された信号の帯域制限を行う演算器と、帯域制限後の信号を復調し狭パルスを発生するパルス圧縮器と、パルス圧縮後の信号におけるクラッタの信号を低減し移動目標の信号だけを抽出する演算器と、クラッタ抑圧後の信号のドップラ周波数を分析する演算器と、周波数分析後の信号の振幅を検出する検波器と、振幅検出した信号から一定誤警報確率により目標を検出する目標検出器と、検出した目標のΣ信号及びΔ信号を用い目標の角度を検出する演算器と、検出された角度をもとに合成開口レーダ画像における移動目標の位置を算出する演算器と、マルチルック処理した合成開口レーダ画像上に移動目標のシンボルを重ね合わせる演算器とを備えたことを特徴とする航空機搭載用レーダ装置。
IPC (4件):
G01S 13/90 ,  G01S 13/28 ,  G01S 13/44 ,  G01S 13/60
FI (4件):
G01S 13/90 ,  G01S 13/28 Z ,  G01S 13/44 ,  G01S 13/60 P

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