特許
J-GLOBAL ID:200903036382877179

エスカレーター装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-279604
公開番号(公開出願番号):特開平10-120351
出願日: 1996年10月22日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 従来、踏段輪軸にステップが完全に固定されているかどうかの判断は、目視により行っていたため、手間が掛かり、困難な作業であった。【解決手段】 ステップ5は、ブラケット6とサブブラケット7との間に、踏段輪軸4上でステップ5を浮上させて支持可能な付勢力を有する付勢支持手段である圧縮ばね25を備える。【効果】 ブラケット6とサブブラケット7とが完全に固定されていない不良ステップ4aは、圧縮ばね25に支持されて踏段輪軸4に対して浮上しているので、ステップ5が完全に固定されているか否かの判断が容易となり、ステップ5の取付作業を効率良く、確実に行うことができる。
請求項(抜粋):
トラス内に沿って移動する複数のステップと、上記ステップを進行方向に引導する踏段輪軸とを備え、上記各ステップは、上記ステップ上板と、上記ステップ上板を支持する側面扇形の第1のブラケットと、一端が上記第1のブラケットに回動自在に軸支され、かつ、他端が上記第1のブラケットの要部に着脱自在に固定された第2のブラケットと、上記踏段輪軸に上記第1及び第2のブラケットを軸支するための係合部と、上記第2のブラケットに一体的に固定されたレバーとからなり、上記レバーに上記踏段輪軸を押動することにより上記第2のブラケットを上記第1のブラケットに対する固定位置に誘導するように構成されたエスカレータ装置において、上記レバーと上記第1のブラケットとの間に付勢支持手段を設け、上記付勢支持手段は、上記第2のブラケットが上記第1のブラケットに固定されていない場合に、上記踏段輪軸及び上記レバーに対して、上記ステップ上板及び上記第1のブラケットを浮上させることを特徴とするエスカレーター装置。

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