特許
J-GLOBAL ID:200903036388640332
脂質二重膜形成方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
岩橋 文雄
, 内藤 浩樹
, 永野 大介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-029994
公開番号(公開出願番号):特開2008-194573
出願日: 2007年02月09日
公開日(公表日): 2008年08月28日
要約:
【課題】脂質二重膜を形成する装置において、脂質二重膜を形成する度に外部ポンプと接続する必要のない方法を提供すること。【解決手段】第1チャンバー209、第2チャンバー205と、第1チャンバー209と第2チャンバー205とは、脂質二重膜形成部207を介して接続されており、脂質二重膜形成部207の断面積は、第1チャンバー209の断面積および第2チャンバー205の断面積のいずれよりも小さく、第2チャンバー205に電解液を満たす電解質第1充填工程、脂質二重膜形成部207に脂質二重膜の原料と有機溶媒との混合液を配置させる原料充填工程、第1チャンバー209他方のチャンバーに電解液を満たす電解質第2充填工程、および脂質二重膜形成装置を遠心することによって、脂質二重膜形成部209に脂質二重膜を形成する遠心工程を順に実行することで簡便に脂質二重膜が形成できる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
脂質二重膜形成装置を用いて脂質二重膜を形成する方法であって、
前記脂質二重膜形成装置は、
基材と、
前記基材の内部に設けられた第1チャンバーと、
前記基材の内部に設けられた第2チャンバーと、
前記第1チャンバーと前記基材の外周面とを接続する孔とを備え、
前記第1チャンバーと前記第2チャンバーとは、脂質二重膜形成部を介して接続されており、
前記脂質二重膜形成部の断面積は、前記第1チャンバーの断面積および前記第2チャンバーの断面積のいずれよりも小さく、
前記第1チャンバーと回転中心との間の距離は、前記第2チャンバーと回転中心との間の距離よりも小さく、
前記方法は、
前記第1チャンバーまたは前記第2チャンバーのどちらか一方に電解液を満たす電解質第1充填工程、
前記脂質二重膜形成部に、脂質二重膜の原料と有機溶媒との混合液を配置させる原料充填工程、
他方のチャンバーに電解液を満たす電解質第2充填工程、および
前記回転中心を回転軸として前記脂質二重膜形成装置を遠心することによって、前記脂質二重膜形成部に前記脂質二重膜を形成する遠心工程
を順に包含する脂質二重膜形成方法。
IPC (3件):
B01J 19/00
, G01N 27/414
, G01N 27/416
FI (3件):
B01J19/00 M
, G01N27/30 301M
, G01N27/46 336M
Fターム (11件):
4G075AA25
, 4G075BB10
, 4G075CA61
, 4G075DA02
, 4G075EC21
, 4G075ED01
, 4G075FB02
, 4G075FB03
, 4G075FB06
, 4G075FB12
, 4G075FC20
引用特許:
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