特許
J-GLOBAL ID:200903036396536188

圧電駆動装置、電子時計および電子機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 特許業務法人樹之下知的財産事務所 ,  木下 實三 ,  中山 寛二 ,  石崎 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-059073
公開番号(公開出願番号):特開2008-228374
出願日: 2007年03月08日
公開日(公表日): 2008年09月25日
要約:
【課題】ジャンパ等の規制手段を設けずに、駆動停止時に外力によってロータが回転することを防止でき、負荷の増大や駆動時間の増大を防止できる圧電駆動装置の提供。【解決手段】圧電駆動装置10は、圧電アクチュエータ20と、圧電アクチュエータで回転されるロータ30と、ロータを回転自在に支持するロータ案内体320と、振動体21およびロータ30を互いに押圧させる押圧バネ50と、圧電アクチュエータ20の駆動制御装置とを備える。ロータ30または輪列40に、ロータ30が第1の方向に回転することは規制し、第2の方向に回転することは許可するラチェット機構60を設ける。圧電アクチュエータ停止時に加わる外力によってロータを第2の方向に回転させるモーメントに比べて、振動体がロータに押圧して発生する最大静止摩擦力による保持モーメントが常に大きくなるように設定し、静止摩擦力でロータの第2の方向の回転を規制する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
圧電素子を有しこの圧電素子への駆動信号の供給により振動する振動体を備えた圧電アクチュエータと、 この圧電アクチュエータによって回転されるロータと、 前記ロータを回転自在に支持し、かつ、ロータを振動体側に押圧させるために揺動可能に設けられたロータ案内体と、 前記振動体およびロータを互いに押圧させる押圧手段と、 前記圧電アクチュエータへの駆動信号の供給を制御する駆動制御手段とを備えた圧電駆動装置であって、 前記ロータからロータによって駆動される駆動対象までのいずれかには、前記ロータが第1の方向に回転することは規制し、第2の方向に回転することは許可するラチェットが設けられ、 圧電アクチュエータが停止されている場合に前記ロータを第2の方向に回転させようとする外力が加わった場合には、ロータの回転軸周りのモーメントにおいて、前記外力によってロータを第2の方向に回転させようとするモーメントに比べて、前記押圧手段によって振動体がロータに押圧することで発生する最大静止摩擦力による保持モーメントが常に大きくなるように設定され、前記静止摩擦力によって前記外力によるロータの第2の方向の回転が規制されることを特徴とする圧電駆動装置。
IPC (2件):
H02N 2/00 ,  G04C 3/12
FI (2件):
H02N2/00 C ,  G04C3/12 A
Fターム (8件):
5H680AA09 ,  5H680BB02 ,  5H680BC02 ,  5H680CC03 ,  5H680DD02 ,  5H680DD13 ,  5H680DD23 ,  5H680EE04
引用特許:
出願人引用 (2件)

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