特許
J-GLOBAL ID:200903036397189872

ハロゲン化銀カラー写真感光材料及び写真製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-087808
公開番号(公開出願番号):特開平6-273903
出願日: 1993年03月24日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、高感度で粒状性、鮮鋭性に優れ、かつ酸化力の弱い漂白液、漂白定着液あるいは疲労した漂白液、漂白定着液を用いた処理をしてもシアン発色濃度の低下が少なく、さらに処理後のシアンの色像保存性に優れたハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供することにある。【構成】 支持体上に少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、該乳剤層中に、全ハロゲン化銀粒子の投影面積の50%以上がアスペクト比3.0以上100以下である平板状ハロゲン化銀粒子によって占められるハロゲン化銀乳剤であって、全ハロゲン化銀粒子の粒子サイズの変動係数が3%以上20%以下であるハロゲン化銀乳剤を含有し、かつ下記式で表わされるシアン色素形成カプラーを含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。【化1】
請求項(抜粋):
支持体上に少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、該乳剤層中に、全ハロゲン化銀粒子の投影面積の50%以上がアスペクト比3.0以上100以下である平板状ハロゲン化銀粒子によって占められるハロゲン化銀乳剤であって、全ハロゲン化銀粒子の粒子サイズの変動係数が3%以上20%以下であるハロゲン化銀乳剤を含有し、かつ下記一般式(A)で表わされるシアン色素形成カプラーを含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。【化1】一般式(A)において、R1 はハロゲン原子、脂肪族基、芳香族基、複素環基、アミジノ基、グアニジノ基または-COR4 、-SO2 R4 、-SOR4 、又は下記化2で表わされる基を表わし、【化2】R2 はハロゲン原子、ヒドロキシル基、カルボキシル基、スルホ基、アミノ基、シアノ基、ニトロ基、脂肪族基、芳香族基、カルボンアミド基、スルホンアミド基、カルバモイル基、スルファモイル基、ウレイド基、アシル基、アシルオキシ基、脂肪族オキシ基、芳香族オキシ基、脂肪族チオ基、芳香族チオ基、脂肪族スルホニル基、芳香族スルホニル基、脂肪族スルフィニル基、芳香族スルフィニル基、脂肪族オキシカルボニル基、芳香族オキシカルボニル基、脂肪族オキシカルボニルアミノ基、芳香族オキシカルボニルアミノ基、スルファモイルアミノ基、複素環基またはイミド基を表わし、k′は0ないし3の整数を表わし、R3 は水素原子またはR6 Uを表わし、Tは水素原子または芳香族第一級アミン現像薬酸化体とのカップリング反応によって離脱可能な基を表わす。ただし、R4 及びR5 はそれぞれ独立に脂肪族基、芳香族基、複素環基、アミノ基、脂肪族オキシ基、または芳香族オキシ基を表わし、R6 は水素原子、脂肪族基、芳香族基、複素環基、下記化3で表わされる基、-CO2 R7 、-SO2R7 、-SO2 OR7 またはイミド基を表わし、【化3】Uは、下記化4で表わされる基、-SO2 -、-SO-または単結合を表わす。【化4】ここでR7 は脂肪族基、芳香族基または複素環基を表わし、R8 は水素原子、脂肪族基、芳香族基または複素環基を表わし、R9 及びR10はそれぞれ独立に水素原子、脂肪族基、芳香族基、複素環基、アシル基、脂肪族スルホニル基または芳香族スルホニル基を表わす。k′は複数のときはR2 は同じでも異なっていてもよく、また互いに結合して環を形成していてもよい。R2 とR3 またはR3 とTとが互いに結合してそれぞれ環を形成していてもよい。また、R1 、R2 、R3 またはTのいずれかにおいて2価もしくは2価以上の基を介して互いに結合する2量体または多量体(オリゴマーもしくはポリマー)を形成していてもよい。
IPC (4件):
G03C 7/34 ,  G03B 17/04 ,  G03C 1/035 ,  G03C 3/00

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