特許
J-GLOBAL ID:200903036404322184

燃料電池発電プラントの停止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-047914
公開番号(公開出願番号):特開平8-222259
出願日: 1995年02月14日
公開日(公表日): 1996年08月30日
要約:
【要約】【目的】 燃料電池発電プラントの停止過程において、空気極の腐食反応を抑制すると共に、燃料極の電食や消失を抑制することを可能とした燃料電池発電プラントの停止方法を得ることである。【構成】 燃料電池本体への空気および燃料の供給停止の後に、まず燃料極に不活性ガスを供給し、燃料極の雰囲気が燃料ガスから不活性ガスに置き換わる以前に不活性ガスの供給を停止し、次いで燃料電池本体の空気極に不活性ガスを供給し、空気極の雰囲気が不活性ガスに置き換わると不活性ガスの供給を停止し、その後に再度燃料極に不活性ガスを供給して再度燃料パージを行い、燃料極の雰囲気が不活性ガスに置き換わると不活性ガスの供給を停止し、次いで再度空気極に不活性ガスを供給して再度空気パージを行う。
請求項(抜粋):
燃料電池発電プラントの停止指令があったとき燃料電池本体に接続されている外部負荷を遮断すると共に、前記燃料電池本体への空気および燃料の供給を停止し、前記燃料電池本体に負荷抵抗器を投入して前記燃料電池の電極電圧が予め定めた上限値および下限値の範囲内に維持されるように前記負荷抵抗器をオンオフ制御すると共に、前記燃料電池本体の空気極および燃料極に交互に不活性ガスを供給して空気パージおよび燃料パージを行ない、前記燃料電池本体を停止するようにした燃料電池発電プラントの停止方法において、前記燃料電池本体への空気および燃料の供給停止の後に前記燃料電池本体の燃料極に不活性ガスを供給して燃料パージを開始し、前記燃料極の雰囲気が燃料ガスから不活性ガスに起き替わる以前に前記不活性ガスの供給を停止し、次いで前記燃料電池本体の空気極に不活性ガスを供給して空気パージを開始し、前記空気極の雰囲気が不活性ガスに起き替わると前記不活性ガスの供給を停止し、その後に再度前記燃料極に不活性ガスを供給して再度燃料パージを行い、前記燃料極の雰囲気が不活性ガスに起き替わると前記不活性ガスの供給を停止し、次いで再度空気極に不活性ガスを供給して再度空気パージを行うようにしたことを特徴とする燃料電池発電プラントの停止方法。

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