特許
J-GLOBAL ID:200903036406489647

高炉操業方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 溝上 満好 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-254142
公開番号(公開出願番号):特開2001-073016
出願日: 1999年09月08日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【課題】 現在稼働中の高炉に対して、チタンを投入することなく炉底損耗を防いで寿命の延長化を図る。【解決手段】 高炉の炉底や炉底側壁に設置した温度計によって、炉底や炉底側壁耐火物の損耗を確認した場合に、所定の数式により求めた炉芯浮上指数Hが、前記温度計の検出値から推定する、出銑口から炉床稼働面までの平均距離ωより小なる場合には、炉頂から装入する鉄源原料の一部を金属化率が50%以上である還元鉄に置き換える。【効果】 高炉炉底温度の上昇が見られた場合に、装入鉄源の一部を還元鉄に置き換えることによって、炉床部に発生したコークフリー層をなくし、炉底煉瓦の損耗を抑制するので、高炉の操業寿命の延長が図れる。
請求項(抜粋):
寿命延長化を図る高炉操業方法であって、高炉の炉底、或いは、炉底及び炉底側壁に温度計を設置し、この温度計の出力値が所定の温度を超えることで、炉底や炉底側壁耐火物の損耗を確認した場合に、下記の数式で求めた炉芯浮上指数Hが、前記温度計の検出値から推定する、出銑口から炉床稼働面までの平均距離ω(m)より小なる場合には、炉頂から装入する鉄源原料の一部を金属化率が50%以上である還元鉄に置き換えることを特徴とする高炉操業方法。H=-3.75α+4.95β+0.55γ-5.06但し、α:炉内圧力損失(kgf/cm2 )(送風圧-炉頂圧)β:装入物平均嵩密度(g/cm3 )γ:炉床径(m)
IPC (3件):
C21B 5/00 323 ,  C21B 5/00 311 ,  C21B 7/24 306
FI (3件):
C21B 5/00 323 ,  C21B 5/00 311 ,  C21B 7/24 306
Fターム (4件):
4K012BB08 ,  4K012BC02 ,  4K012BC04 ,  4K015KA07

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