特許
J-GLOBAL ID:200903036408768683

主軸の熱変位補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-169683
公開番号(公開出願番号):特開平9-019847
出願日: 1995年07月05日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【課題】 受台に取り付けられたスラスト軸受の熱変位量を検出し、このスラスト軸受の熱変位量を中ぐり軸(主軸)と送り機構の熱変位量に加算して、全体として正確な中ぐり軸の先端の熱変位量を求め、この熱変位量を補正量として主制御装置にフィードバックする。【解決手段】 中ぐり軸(主軸)12および送り機構16、17の各部のZ軸方向の熱変位量を検出する第1の熱変位検出手段A乃至Fと、受台18の熱変位を含むスラスト軸受19のZ軸方向の熱変位量を検出する第2の熱変位検出手段21と、第1熱変位検出手段及び第2熱変位検出手段により検出された熱変位量の総和を算出し、この総熱変位量に基づいて主軸先端の位置の熱変位補正信号を演算し、工作機械の主制御装置24にフィードバックする熱変位補正量演算装置22とから構成される。
請求項(抜粋):
フライス軸内部を軸方向に摺動可能に挿入され繰り出し自在な主軸と、前記主軸をその軸方向であるZ軸方向に進退させる送り機構と、前記送り機構を収容するように主軸頭後部に取り付けられ前記主軸のスラスト荷重を受けるスラスト軸受を取り付けた受台とを備える工作機械において、前記スラスト軸受より主軸先端側に位置する前記主軸および送り機構の各部のZ軸方向の熱変位量を検出する第1の熱変位検出手段と、少なくとも前記受台の熱変位を含むスラスト軸受のZ軸方向の熱変位量を検出する第2の熱変位検出手段と、第1熱変位検出手段及び第2熱変位検出手段により検出された熱変位量の総和を算出し、この総熱変位量に基づいて主軸先端の位置の熱変位補正信号を演算し、工作機械の主制御装置にフィードバックする熱変位補正量演算装置とを具備することを特徴とする主軸の熱変位補正装置。
IPC (2件):
B23Q 15/18 ,  B23Q 5/22 520
FI (2件):
B23Q 15/18 ,  B23Q 5/22 520 Z

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