特許
J-GLOBAL ID:200903036410856069

極大面積比の面間熱拡散接続用プレートヒートパイプ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-359631
公開番号(公開出願番号):特開平10-185468
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【目的】 小型大発熱量の発熱体の熱量を小面積で受熱し、この熱量を数百倍に及ぶ面積に面拡散して、大受熱面積の受熱体に効率よく熱量を伝達せしめることの可能な面間熱拡散接続用プレートヒートパイプを提供する。【構成】 プレート状コンテナの両内壁は耐圧補強を兼ねたフィン群で相互に連結支持された熱接続構造に構成し、フィン群で形成される作動液蒸気の流路は直線状流路の群が相互に直交交叉する碁盤目状流路であるよう構成し更にプレート状コンテナの両内壁面は1mm以上の間隔で均一に保たれてあり、少なくも受熱側内壁面のフィン間隙部にはには所定の構造のウイックが装着されてあり、コンテナ内に封入封止されてある作動液の封入量は全内容積の50%以下であることを構成要素とした。【効果】 各構成要素の相互作用により目的を完全に達成する事が出来た。
請求項(抜粋):
二相凝縮性作動液の相変化により熱量を面拡散し且つ輸送するプレートヒートパイプの、片側平面の一部に面接着された極めて小さな放熱接着面を有する小型放熱体から入力された熱量を均等に面拡散せしめて、他の片側平面に面接着された大きな受熱接着面積を有する大型受熱体に受熱面全表面を均一温度に保持せしめつつ受熱せしめる極大面積比の面間相互の熱拡散接続用プレートヒートパイプであって、このプレートヒートパイプのコンテナの受放熱面に対応する両内壁面間の相互間隔は極めて均一化されてあり且つ2mm以上の間隔が保たれてあり、両内壁は薄板フィン群かまたはピンフィン群の何れかで相互に連結支持されて耐圧補強構造を兼ねた熱接続構造に構成されてあり、薄板フィン群かまたはピンフィン群の何れかと両内壁面とで形成される作動液蒸気の流路は幅1.5mm以上、高さ2mm以上の直線状流路の群が相互に直交交叉して形成される碁盤目状流路であり、プレートヒートパイプのコンテナの両内壁面の少なくも受熱側内壁面のフィン間隙部にはには所定の構造のウイックが装着されてあり、コンテナ内に封入封止されてある二相凝縮性作動液の封入量はコンテナの全内容積から薄板フィン群かまたはピンフィン群の総容積を除いた内容積の25%以下であることを特徴とする極大面積比の面間熱拡散接続用プレートヒートパイプ。
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開平4-366394
  • 特開平4-080594
  • 特開昭52-090852
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