特許
J-GLOBAL ID:200903036411543846

アルカリ電池用封口体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 尚夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-286012
公開番号(公開出願番号):特開平8-127047
出願日: 1994年10月26日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【構成】 防爆安全弁機能としての肉薄部を有する熱可塑性樹脂製封口体の射出形成による製造方法において、封口体の中心の集電棒圧入肉厚ボス部と肉厚外周部との間に、環状の防爆肉薄部4とその防爆肉薄部4から所定距離をおいて環状の堰止肉薄部5を形成してできた環状通路空間7に射出ゲ-ト6を設けて金型を作成する。そして溶融樹脂の注入において、まず周囲が堰止め状態である前記環状通路空間7を瞬時に先行充填し、次に溶融樹脂の流れを両肉薄部からボス部及び外周部へ向う同心円状の流れを発生させて、ウエルドが全く発生しない防爆肉薄部4を得る。【効果】 肉薄部でのウエルド及び接合不良の発生と、ボス部で強度低下を防止し、均一で安定した防爆機能を有する封口体が得られる。
請求項(抜粋):
防爆安全弁機能としての環状の肉薄部を有する熱可塑性樹脂製封口体の射出形成による製造方法において、封口体の中心集電棒圧入肉厚ボス部と肉厚外周部との間に、そのボス部と同心環状の防爆肉薄部(4)とその防爆肉薄部(4)から所定距離をおいて同心環状の堰止肉薄部(5)を形成すると共に両肉薄部(4),(5)間に射出ゲ-トを設けた金型を作成し、溶融樹脂の注入において、まず周囲が堰止め状態である両肉薄部間の環状通路空間(7)を一気に先行充填してこの内圧を瞬時に均一に高め、次に溶融樹脂の流れを両肉薄部からボス部及び外周部へ向う流れを均一な同心円状に発生させて、ウエルドが全く発生しない防爆肉薄部(4)を得ると共にボス部には均一且つ高耐圧入強度の封口体を得ることを特徴とするアルカリ電池用封口体の製造方法。
IPC (7件):
B29C 45/26 ,  B29C 33/42 ,  B29C 45/37 ,  H01M 2/08 ,  H01M 2/12 101 ,  B29K101:12 ,  B29L 31:00

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