特許
J-GLOBAL ID:200903036417705708

アクテイブフイルタの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-248134
公開番号(公開出願番号):特開平5-091668
出願日: 1991年09月27日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】アクティブフィルタよりも電源側の電流でこのアクティブフィルタを制御する場合、演算誤差があっても過電流や過電圧などの異常を生じることなく、安定した補償動作が行えるようにすることにある。【構成】演算誤差によりアクティブフィルタに生じる異常をこのアクティブフィルタの直流電圧制御系のレベルの変化で捕捉し、この誤差分による指令値の変化が遅れ位相側にあるときは進み方向へ誤差分の修正を行い、誤差分による指令値の変化が進み位相側にあるときは遅れ方向へ誤差分の修正を適宜行うことで、過電圧や過電流による当該アクティブフィルタの異常動作や停止を回避するように、基本波演算回路の位相基準へ直流電圧制御信号を直接或いはレベル変換手段を介して与えることで、誤差分の打ち消しを図るものである。
請求項(抜粋):
半導体スイッチ素子で構成した電力変換手段と負荷との並列回路を交流電源に接続し、この交流電源出力電流の基本波成分を基本波演算手段で演算し、電流調節手段で前記交流電源出力電流をその基本波成分に一致させると共に、前記電力変換手段の直流側電圧を所定電圧に維持する電圧調節手段の出力信号に前記交流電源電圧を乗算して交流電流指令値を求め、この交流電流指令値を前記交流電源出力電流の基本波成分に前記電力変換手段の損失分を補償する極性で加算し、前記電流調節手段の出力で当該電力変換手段を制御する構成のアクティブフィルタの制御装置において、前記電圧調節手段の出力信号と前記交流電源電圧とを加算する加算手段と、この加算手段出力信号の零点を検出して位相基準信号を出力する位相基準信号発生手段とを備え、この位相基準信号を前記基本波演算手段に与えることを特徴とするアクティブフィルタの制御装置。
IPC (2件):
H02J 3/01 ,  H02J 3/18

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