特許
J-GLOBAL ID:200903036427104192
プリンタ装置の定着部
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-148800
公開番号(公開出願番号):特開平11-334955
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 ヒートロールに圧接するバックアップロールの手前側,奥側の圧接バランスを調整することにより用紙走行の蛇行制御を行う。【解決手段】 用紙走行位置のズレ量を監視するスキューセンサ15と、スキューセンサ15からの信号によりズレ量を駆動信号に変換する制御部25と、制御する信号を基に駆動するSC2モータ1と、フィードロール6の手前側,奥側にそれぞれ独立して荷重差を与えるSC2アーム5とを有し、スタッカ部へ用紙を引っ張るフィードロール6の停止タイミングを、ヒートロール17からバックアップロール16が離れる動作タイミングより僅かに遅らせることにより、フィードロール6の圧接力をバックアップロール16同様の手前側,奥側の圧接バランス制御を行う。
請求項(抜粋):
トナー画像が転写された連続紙の定着性を確保するため、前記連続紙の予備加熱を行うプレヒータと、前記プレヒータにより予備加熱された連続紙を定着するために用紙送り速度と同周速で回転するヒートロールと、前記ヒートロールに圧接するバックアップロールと、前記連続紙を前記バックアップロールからスタッカ部へ供給するフィードロールと、前記用紙の走行が蛇行することを防止する蛇行防止手段とを備えたプリンタ装置の定着部において、前記蛇行防止手段が、前記プレヒータの手前に設置されたペーパーブレーキと、前記ペーパーブレーキに設置されたスキューセンサと、前記スキューセンサの出力信号により前記用紙の蛇行量を監視し、走行する方向に対する左右の移動量を電気信号に変換する制御部と、前記用紙が手前側に蛇行してきたら奥側の圧接力を強くするように一定量回転する第1のSCモータと、前記第1のSCモータの回転により、第1のSCワイヤを介して張力を変える第1のSCスプリングと、前記第1のSCスプリングの張力が、第2のSCワイヤを介して伝達される第1のSCアームと、前記制御部からの信号により駆動する第2のSCモータと、前記第2のSCモータと、第3のSCワイヤにより連結された第2のSCスプリングと、前記第2のSCスプリングと第4のSCワイヤにより連結され、かつ、前記フィードロールに連結された第2のSCアームと、を備え、前記第2のSCモータ,前記第2のSCアーム,前記第2のSCスプリング,前記第3のSCワイヤ,前記第4のSCワイヤの動きが、それぞれ、前記第1のSCモータ,前記第1のSCアーム,前記第1のSCスプリング,前記第1のSCワイヤ,前記第2のSCワイヤと同様の動きをするようにして、前記フィードロールの手前側,奥側の圧接バランスを調整し、用紙走行の蛇行制御を行うことを特徴とするプリンタ装置の定着部。
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