特許
J-GLOBAL ID:200903036431053144

三極X線管グリッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西岡 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-215339
公開番号(公開出願番号):特開2002-033064
出願日: 2000年07月17日
公開日(公表日): 2002年01月31日
要約:
【要約】【課題】 グリッドのバイアス回路をより小形化・低価格化し、また、スイッチ素子の個数削減をした三極X線管グリッド制御装置を提供する。【解決手段】 交流電源19を整流器20と平滑コンデンサ21で直流出力に変換し、一方、X線放射信号41のOFF信号により、高周波インバータ22を動作させ、同時に、スイッチ素子制御回路30を介してスイッチ素子17をOFFし、高周波インバータ22で直流出力を高周波出力に変換し、高周波高圧トランス23で昇圧して、全波整流回路24で全波整流し、ケーブル浮遊容量10によって平滑化され、グリッド31にマイナスのバイアス電圧が印加される。この時、バイアス電圧は1ms未満で立ち上がり、X線放射が停止される。
請求項(抜粋):
フィラメントに対しグリッドに負のバイアス電圧を印加してフィラメントから放出する熱電子を阻止し、X線放出を制御する三極X線管装置のグリッド制御装置において、グリッドとフィラメント間を短絡するスイッチ素子手段と、交流電源からの交流出力を直流出力に変換する第一の整流手段と、この直流出力をスイッチングして所定周波数の交流出力に変換するスイッチング手段と、この交流出力の電圧を昇圧する昇圧手段と、昇圧された交流出力を直流出力に変換してバイアス電圧として出力する第二の整流手段とを設け、前記所定周波数でバイアス電圧を1ms未満で所定電圧に到達することができるようにして、X線放射信号のオフ時に前記スイッチ素子手段の短絡スイッチ素子をオフし、同時に前記スイッチング手段のスイッチングを開始してグリッドと陰極間にバイアス電圧を印加し電子放出不可能な状態にし、または、X線放射信号のオン時に前記スイッチング手段のスイッチングを停止し、同時に前記スイッチ素子手段の短絡スイッチ素子をオンしてバイアス電圧をなくして電子放出可能な状態に制御することを特徴とする三極X線管グリッド制御装置。
IPC (2件):
H01J 35/06 ,  H05G 1/32
FI (2件):
H01J 35/06 E ,  H05G 1/32 U
Fターム (6件):
4C092AA01 ,  4C092AB27 ,  4C092BB33 ,  4C092BC12 ,  4C092BD06 ,  4C092CC02

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