特許
J-GLOBAL ID:200903036431765691
卵円孔開存(PFO)の閉鎖クリップ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
稲葉 良幸
, 田中 克郎
, 大賀 眞司
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-579625
公開番号(公開出願番号):特表2005-521447
出願日: 2003年03月25日
公開日(公表日): 2005年07月21日
要約:
本発明は、卵円孔開存(PFO)の閉鎖クリップを提供する。本発明のクリップは、間隔をおいて配置された少なくとも2つの中心接続部材によって接合された2つの閉鎖部材を備える。間隔をおいて配置された少なくとも2つの中心接続部材は、それぞれ、各閉鎖部材に閉鎖部材の周縁部の位置で取付けられる。少なくとも2つの中心接続部材が傾斜したPFOトンネルを通って延び、2つの閉鎖部材が重なり合う中隔組織層、即ち一次中隔および二次中隔を一緒に圧縮してPFOトンネルを閉鎖するように、クリップは設計される。本発明のクリップは様々な材料で形成され得る。少なくとも幾つかの実施形態では、クリップは、金属、非金属材料、生体吸収性ポリマー、バネ鋼、形状記憶材料、生体吸収性形状記憶ポリマー、又はこれらの組合せで形成される。本発明のクリップは、一部には、所定のPFOを閉鎖するのに必要な力の分配に応じて様々な形態をとる。従って、幾つかの実施形態では、閉鎖部材は弓形のピークを備える。他の実施形態では、閉鎖部材はループを備える。更に他の実施形態では、閉鎖部材はプロングを備える。また更に他の実施形態では、閉鎖部材は、所望の供給位置にデバイスを中央配置するセンタリング要素を備える。少なくとも幾つかの実施形態では、本発明のクリップは、位置変更可能および/又は回収可能である。幾つかの実施形態では、閉鎖部材の少なくとも一方は組織スカフォールドを備える。
請求項(抜粋):
哺乳類の心臓の左心房と右心房とを分割する一次中隔と二次中隔との2つの重なり合う層を閉鎖するデバイスであって、
前記中隔の両側に対向して配置され、それぞれが周縁部を有する第1および第2の閉鎖部材と、
前記閉鎖部材のそれぞれに当該閉鎖部材の周縁部の位置で取り付けられた少なくとも2つの接続部材と、を備え、
前記第1および第2の閉鎖部材が協働して一次中隔と二次中隔との前記重なり合う層に圧縮力を提供するように、前記接続部材は、一次中隔と二次中隔との前記重なり合う層の間で延在するデバイス。
IPC (2件):
FI (2件):
A61B17/00 320
, A61B17/12
Fターム (3件):
4C060DD03
, 4C060DD48
, 4C060MM25
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