特許
J-GLOBAL ID:200903036433369858

高周波増幅器の安定化回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-226085
公開番号(公開出願番号):特開平6-077749
出願日: 1992年08月25日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 高周波増幅器の増幅特性(利得,NF)を悪化させることなく、高周波増幅器の発振を抑制できる安定化回路を提供する。【構成】 マイクロ波増幅器の発振を防止するための安定化回路2を、一端が高周波短絡された抵抗器R1と、この抵抗器R1に直列接続されて増幅器の動作周波数で並列共振する並列共振回路4と、一端がこの並列共振回路4の抵抗器R1とは反対側に直列接続され、他端が増幅器のFET12のドレインに接続された抵抗器R2とから構成する。このような安定化回路2では、並列共振回路4が増幅器の動作周波数で並列共振するため、その動作周波数にて高インピーダンスとなり、増幅器の増幅特性に悪影響を与えない。また増幅器の発振周波数では、抵抗器R1、R2が、安定化回路2のアドミッタンスを安定に必要な定コンダクタンス円内に入れるように動作し、増幅器の発振を防止する。
請求項(抜粋):
高周波信号を増幅する半導体素子と、該半導体素子の入力側及び出力側に夫々接続された一対の整合回路とを備えた高周波増幅器に設けられ、上記各整合回路と半導体素子との間の信号入力経路及び信号出力経路の少なくとも一方に接続されて、上記高周波増幅器の増幅特性を安定化させる、高周波増幅器の安定化回路であって、一端が高周波短絡された抵抗又はインダクタンスからなる第1の素子と、該第1の素子の他端に直列接続され、上記高周波増幅器の動作周波数で並列共振する、インダクタンスとコンデンサとから成る並列共振回路と、該並列共振回路の上記第1の素子とは反対側に直列接続された抵抗又はリアクタンスからなる第2の素子と、を備え、上記第1及び第2の素子の値を、上記高周波増幅器の発振周波数における当該安定化回路のアドミッタンスが上記高周波増幅器の安定に必要な定コンダクタンス円内に入るように設定してなること特徴とする高周波増幅器の安定化回路。
IPC (2件):
H03F 3/60 ,  H03F 3/193

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