特許
J-GLOBAL ID:200903036442059098

原子力発電所の換気空調設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-007053
公開番号(公開出願番号):特開平8-201563
出願日: 1995年01月20日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】予備機を省略することにより機器配置性・機器保守性を向上し、かつ送風機・排風機の一部が停止した時においても、通常時に設備全体として必要とされる性能を維持することができる原子力発電所の換気空調設備を提供する。【構成】通常運転時、運転制御装置30は各送風機4a〜cの風量が約33パーセントとなるように供給風量調整ダンパ制御装置25を制御し送風機4a〜c上流側の供給風量調整ダンパ15a〜cの開度を調整する。各排風機9a〜cの風量も同様に排気風量調整ダンパ19a〜cの開度が調整されている。この状態から送風機4aが故障停止した場合は、供給風量調整ダンパ制御装置25に開度増加制御信号を送信して供給風量調整ダンパ15b,15cの開度を増加させ、送風機4b,4cによる供給風量を設計定格風量fi0(=50パーセント)に変更する。
請求項(抜粋):
原子力発電所の建屋に備えられた複数の部屋にそれぞれ外気を圧送する複数台の送風機と、前記複数の部屋からそれぞれ排気空気を排出する複数台の排風機と、前記複数台の送風機及び排風機のそれぞれの停止状態を検知する停止検知手段とを有し、前記複数の部屋のそれぞれの換気・空調を行う原子力発電所の換気空調設備において、通常時には、各送風機の供給風量及び各排風機の排気風量を、換気空調設備全体で要求される最大風量を各送風機の台数及び各排風機の台数で除した通常風量とし、前記停止検知手段で前記複数台の送風機及び排風機のうち一部の停止状態が検知されたときには、停止していない残りの各送風機の供給風量及び停止していない残りの各排風機の排気風量のうち少なくとも一方を前記通常風量と異なる大きさの風量に変更する風量変更手段をさらに有し、かつ、前記複数台の送風機及び排風機のうち少なくとも一方は、各台の設計定格風量が前記通常風量よりも大きくなるように構成されており、前記風量変更手段は、各送風機の供給風量及び各排風機の排気風量のうち少なくとも一方を前記通常風量から前記設計定格風量に変更する手段であることを特徴とする原子力発電所の換気空調設備。
IPC (3件):
G21C 13/00 ,  F24F 7/007 ,  F24F 7/06

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