特許
J-GLOBAL ID:200903036450863483

組織およびその他のランダム媒体における蛍光寿命に基づく撮像および分光分析

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-510471
公開番号(公開出願番号):特表2000-500228
出願日: 1996年08月23日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】低レベルの光を用いる、非破壊生物医学光学撮像および分光分析システムならびに方法について開示する。この技術は、患者の組織(100)に結合され励起光を導入する変調光源(120)から成る。励起光に応答して放出される蛍光を、センサ(148)で検出する。励起光および検出蛍光のAC強度および位相を、センサ(148)に動作的に結合されているプロセッサ(160)に供給する。プロセッサ(160)は、励起光および蛍光の測定再放出運動学(measured re-emission kinetics)を用いて、組織(100)の1つ以上の蛍光特性の空間変動を「マッピング」する。蛍光特性は、外来性造影剤、内在性蛍光体、または双方によって得ることができる。変動の判定は、繰り返し推定アルゴリズムの一部として、組織内の多数の指定点における周波数領域拡散方程式を解くことによって行う。プロセッサ(160)は、蛍光特性の空間変動に応じて画像信号を発生し、出力装置(164)に供給する。出力装置(164)は、組織(100)に対応する蛍光特性の空間変動に対応する画像を表示し、病気の検出および診断に役立てる。
請求項(抜粋):
撮像方法において、 (a)表面下に異質組成を有する光散乱物質の前記表面を、光源からの励起光に露出させるステップと、 (b)ステップ(a)に応答して前記物質から放出される蛍光放出を検出するステップと、 (c)前記物質の蛍光特性の空間変動の推定値を確定するステップと、 (d)前記推定値の関数として、計算上の放出を決定するステップと、 (e)前記計算上の放出を、ステップ(b)において検出した放出と比較して、誤差を検出するステップと、 (f)前記蛍光特性の空間変動の修正推定値を与えて、前記誤差が所望の最小値に到達するまで、ステップ(d)〜(f)を繰り返すステップと、 (g)前記修正推定値から前記物質の画像を生成するステップであって、前記物質の前記異質組成に対応する画像を生成するステップとから成ることを特徴とする方法。
IPC (3件):
G01N 21/64 ,  A61B 5/00 101 ,  A61B 10/00
FI (3件):
G01N 21/64 Z ,  A61B 5/00 101 A ,  A61B 10/00 E
引用特許:
審査官引用 (2件)

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