特許
J-GLOBAL ID:200903036456162240

脱色性の改良されたハロゲン化銀写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-200510
公開番号(公開出願番号):特開平5-045787
出願日: 1991年08月09日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【構成】 現像主薬と反応する有機化合物を含有するハロゲン化銀乳剤層の上に一般式[1]〜[9]で示される化合物の固体微粒子分散体を含有する写真構成層を有するハロゲン化銀写真感光材料により達成することができた。一般式例【化29】
請求項(抜粋):
現像主薬と反応する有機化合物を含む感光性ハロゲン化銀乳剤層上に下記一般式[1]から[9]で示される化合物の固体微粒子分散体の少なくとも1種を含有する写真構成層を有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。一般式[1]A=L1(L2=L3)m1 B(Aは2-ピラゾリン-5-オン酸性母核を、Bは4-アミノアリール基を、L1〜L3はメチン基を、mは0又は1を表し、かつ一般式[1]の化合物は、下記条件(1)〜(4)の少なくとも1つを満足する。(1)B中にカルボキシル基、スルホンアミド基、アミノスルホニルアミノ基又はスルファモイル基を少なくとも1つ有する。(2)A中にスルファモイル基を少なくとも1つ有する。(3)A中にカルボキシル基、スルホンアミド基、またはアミノスルホニルアミノ基を少なくとも1つ有する脂肪族基、ヘテロ環基又はナフチル基を少なくとも1つ有する。(4)2-ピラゾリン-5-オン酸性母核に結合したカルボキシル基、スルホンアミド基又はアミノスルホニルアミノ基を少なくとも1つ有する。)一般式[2]【化1】(式中、R1、R2は置換基を、R3、R4は連結基を介してカルボキシル基を有するフェニル基を、L1〜L3はメチン基を、nは0〜2の整数を表し、nが2のとき、各L2、L3は同一でも、異なってもよい。)一般式[3]【化2】(式中、R1、R2はカルボキシル基又はカルボキシル基を有する基を、R3R4は水素原子又はカルボキシル基を有しない置換基を、L1〜L3はメチン基を、nは0〜2の整数を表し、nが2のとき、各-L2=L3-は同一でも、異なってもよい。)一般式[4]【化3】(式中、R1、R2は置換基を表し、R3、R4は水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、アリール基又はヘテロ環基を表し、L1、L2、L3、L4、L5はメチン基を表し、n1、n2は0又は1を表す。ただし、R1、R2、R3、R4の少なくとも一つはスルホンアミド基及び/又はスルファモイル基を有し、かつ化合物中にスルホンアミド基及び/又はスルファモイル基を少なくとも二つ有する)一般式[5]【化4】(式中、R1、R2は置換基を表し、R3、R4はm-カルボキシフェニル基又はo-カルボキシフェニル基を表す。L1、L2、L3、L4、L5はメチン基を表し、n1、n2は0又は1を表す。)一般式[6]【化5】(式中、R1は置換基を表し、R2は水素原子、アルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アリール基、ヘテロ環基を表す。L1〜L3はメチン基を表し、Eはオキソノール染料を形成するに必要な酸性核を表し、nは0〜2の整数を表し、n=2のとき、各-L2=L3-は同一でも異っていてもよい。更に一般式[6]の化合物は少なくとも2つのカルボキシル基、スルホンアミド基、スルファモイル基を有する。)一般式[7]A=L1(L2=L3)m B(Aは2-ピラゾリン-5-オン酸性母核を、Bは4位にアルケニル基、アルキニル基もしくはヘテロ環基の少なくとも1つで置換された置換アミノ基、又は環状アミノ基を有するアリール基を、L1〜L3はメチン基を、mは0又は1を表し、かつ一般式[7]の化合物は、A中にカルボキシフェニル基、スルホンアミドフェニル基又はアミノスルホニルアミノフェニル基の少なくとも1つを有する。)一般式[8]【化6】(式中、R1、R2はアルケニル基、シクロアルキル基、アリール基、ヘテロ環基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アルキルスルフィニル基、アリールスルフィニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、シアノ基、アミノ基、スルホンアミド基、アミド基、ウレイド基、チオウレイド基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、カルボキシル基又はヒドロキシル基を表し、L1、L2、L3、L4、L5はメチン基を表し、n1、n2は0又は1を表す。)一般式[9]【化7】(式中、Z1、Z2は5または6員環を形成するに必要な原子群を表し、X1、X2は酸素原子、またはイオウ原子を表し、L1〜L3はメチン基を表す。nは0,1または2を表し、nが2のとき、2つのL2、L3は同一でも異なってもよい。Z1、Z2により形成される環の少なくとも1つは、カルボキシル基、スルホンアミド基、スルファモイル基の少なくとも1つを有し、かつ、一般式[9]で示される化合物全体として、カルボキシル基、スルホンアミド基、スルファモイル基を少なくとも2つ有する。)
IPC (2件):
G03C 1/825 ,  G03C 1/83
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-023441
  • 特開昭61-198148
  • 特開平2-282244

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