特許
J-GLOBAL ID:200903036456536310

生物燃料を動力とする燃料電池で電気エネルギーを産生する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-517355
公開番号(公開出願番号):特表平9-507605
出願日: 1994年12月19日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】生物燃料を動力とする燃料電池で電気エネルギーを産生する方法にして、その第一酸金属塩溶液中の金属は-0.1〜0.7Vの標準電位を有する酸化/還元対を形成し、その第二酸金属塩溶液中の金属は0.7〜1.3Vの標準電位を有する酸化/還元対を形成し、両金属は、好ましくは、それぞれバナジウム(IV)/(III)及びバナジウム(V)/(IV)なる酸化/還元対を形成するバナジウムであり、第一反応器(1)には炭水化物が燃料として供給され、そして第一反応器(1)での反応は第一触媒(2)としての白金又はルテニウムの存在下で遂行される。
請求項(抜粋):
生物燃料を動力とする燃料電池で電気エネルギーを産生する方法にして、 燃料を燃料電池の陰極区画室の中の第一反応器(1)に供給し、その中で該燃料を、その燃料を二酸化炭素に完全に酸化し、そして金属を還元するために、第一触媒(2)の作用下で第一酸金属塩溶液と反応させ; 形成されたCO2を該第一反応器(1)から排出し; 還元された金属の該第一酸塩溶液を、その金属を酸化するために、電気化学セル(14)の中のアノード(9)に送り; 該第一酸金属塩溶液を続いて反応器(1)に再循環させ; 酸化剤を該燃料電池の陽極区画室の中の第二反応器(17)に供給し、その中でその酸化剤を、第二酸金属塩溶液中の金属を酸化するために、第二触媒(18)の作用下でその第二酸金属塩溶液と反応させ; 形成された残留する生成物を反応器(17)から排出し; 該第二酸金属塩溶液を、その金属を還元するために、続いて電気化学セル(14)の中のカソード(11)に送り; 該第二酸金属塩溶液を続いて第二反応器(17)に再循環させ; ここで、電気化学セル(14)のアノード(9)とカソード(11)は水素イオン透過性の膜(13)で分離されているだけであって、カソード(11)からの水素イオンは、電気エネルギーを産生するために、その膜(13)を通ってアノード(9)に移動せしめられる;上記の電気エネルギーの産生方法において、 前記第一酸金属塩溶液中の金属は-0.1-0.7Vの標準電位を有する酸化/還元対を形成し、また前記第二酸金属塩溶液中の金属は0.7〜1.3Vの標準電位を有する酸化/還元対を形成し、ここで両金属は、好ましくはバナジウム(IV)/(III)なる酸化/還元対とバナジウム(V)/(IV)なる酸化/還元対をそれぞれ形成するバナジウムであり; 炭水化物が燃料として前記第一反応器(1)に供給され;そして 前記第一反応器(1)における反応は第一触媒(2)としての白金又はルテニウムの存在下で行われる;ことを特徴とする前記の電気エネルギーの産生方法。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭62-213068

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