特許
J-GLOBAL ID:200903036462841132

硬質壁材の取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-113954
公開番号(公開出願番号):特開平6-299673
出願日: 1993年04月15日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 縦目地部に防水用のコーキング処理を必要とせず、硬質壁材を直接、固定具で打設することなく、段張り状に壁下地に取り付けることである。【構成】 取付具Bの固定片10を壁下地αに固定し、取付具Bの嵌挿溝15に硬質壁材Aの差込縁2を挿入し、係合片12に係合溝4を落とし込んで上下方向を連結するので、硬質壁材Aをドリル、ハンマー等で破壊させる失敗もなく、目地調整を不要とし、高能率の施工とし、施工後の硬質壁材Aの取り替えも容易となり、さらには、ジョイナCを左右に相隣る硬質壁材Aの嵌合溝8に挿入して縦目地部の構造を形成するので、ジョイナCの流雨溝16が雨返しとして機能し、縦目地部に入り込んだ雨水を土台方向へ流下して防水するため、面倒なコーキング処理を必要としないドイツ張り状の硬質壁材Aの取付構造である。
請求項(抜粋):
化粧面の幅方向端の上端を上方に突出させて差込縁を形成した雄実部と、下端を上方に向かって断面略U字状に形成した係合溝と該係合溝の化粧面側を下方に突出させた舌片部を形成した雌実部とから相决り状に形成すると共に、両木口面に化粧面と略平行な嵌合溝を一条形成した長尺板状の硬質壁材と、断面を垂直平面状の固定片と該固定片を略直角に突出させた立ち上がり片と該立ち上がり片の先端部を下方に突出させた支持片と、該支持片の途中を上方に略L字状に突出させた係合片とから形成した取付具と、長方形状板の両側端を屈曲して断面略凹状の流雨溝を形成したジョイナとを備え、壁下地に取付具の固定片が固定具を介して水平に複数本一定ピッチで固定されており、取付具の係合片が硬質壁材の係合溝に係合されると共に、取付具の固定片と立ち上がり片と支持片により形成される嵌挿溝に硬質壁材の差込縁が嵌挿されて上下方向に連結されており、左右に相隣る硬質壁材の嵌合溝にジョイナの両側端が挿入されて水平方向が連結されて取り付けられていることを特徴とする硬質壁材の取付構造。
IPC (2件):
E04F 13/08 ,  E04F 13/08 101

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