特許
J-GLOBAL ID:200903036465438967
パルスオキシメータ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
本田 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-249622
公開番号(公開出願番号):特開平6-098881
出願日: 1992年09月18日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 周波数成分を含む外来光がプローブのフォトダイオードに混入する場合でも、この光雑音の影響を効果的に除去し、正確な酸素飽和度を測定できるようにする。【構成】 動脈血流を含む生体組織6に赤色光と赤外光をそれぞれ照射する発光ダイオード3,5と、赤色光の照射を所定周波数でn回断続したあとに、赤外光の照射を同周波数でn回断続するというタイミングで、2つの光が生体組織6に照射されるように発光ダイオード3,5を制御する制御回路1と、生体組織6によって吸光されたあとの赤色光と赤外光の出力を検出するフォトダイオード7と、このフォトダイオード7の受光信号を増幅する増幅器8と、この増幅器8の出力信号から所定の低域遮断周波数で低域成分を除去する低域除去回路9と、この低域除去回路9の出力信号を検波したあとの信号から2波長についての動脈血流による吸光度の脈動成分の比Φを算出するとともに、得られた吸光度の比Φから動脈血の酸素飽和度Sを算出する演算回路1とを有する。
請求項(抜粋):
動脈血流を含む生体組織に赤色光と赤外光の異なる2波長の光をそれぞれ照射する第1および第2の光源と、赤色光の生体組織への照射と遮断を所定周波数でn回継続して行なう第1のタイミングと、その後赤外光の生体組織への照射と遮断を所定周波数でn回継続して行なう第2のタイミングとを繰り返すことで、継続的に赤色光と赤外光が生体組織に照射されるように第1および第2の光源を制御する制御手段と、これら第1および第2の光源から照射された赤色光と赤外光の2波長について生体組織によって吸光されたあとの光出力を検出する受光素子と、この受光素子から得られる受光信号を増幅する増幅器と、この増幅器の出力信号から所定の低域遮断周波数で低域成分を除去する低域除去回路と、この低域除去回路の出力信号を検波したあとの信号から2波長についての動脈血流による吸光度の脈動成分の比を算出するとともに、得られた吸光度の比から動脈血の酸素飽和度を算出する演算手段とを有することを特徴とするパルスオキシメータ。
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