特許
J-GLOBAL ID:200903036468605554

鋳放し球状黒鉛鋳鉄品の製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川上 肇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-123724
公開番号(公開出願番号):特開2002-317219
出願日: 2001年04月23日
公開日(公表日): 2002年10月31日
要約:
【要約】【課題】強度増大による軽量化を可能とする自動車部品、機械部品、建築部品等に好適な鋳放しで900〜1000N/mm2 の強度を有する球状黒鉛鋳鉄品の製法を提供する。【解決手段】溶湯の組成を、質量比でC:3.20〜4.00%、Si:2.00〜3.20%、Mn:0.3005〜〜2.50%,P:0.035%以下、S:0.12%以下、Cu:0.30〜3.50%、Mg:0.02〜0.08%、希土類元素:0.005〜0.30%、残部Feとし、鋳造時に、インモールド法、冷やし金、鋳型からのガス吸引、鋳型への冷却ガス注入のいずれか又はそれらの組合せにより溶湯の冷却を促進して、黒鉛の周囲にフェライト又はフェライトとパーライトが入り組んだ花弁状の組織を含む金属組織を有する鋳鉄品を製造する。
請求項(抜粋):
組成が質量比で、C:3.20〜4.00%、Si:2.00〜3.20%、Mn:0.30〜2.50%,P:0.035%以下、S:0.12%以下、Cu:0.30〜3.50%、Mg:0.02〜0.08%、希土類元素:0.005〜0.30%、残部Feからなる溶湯の冷却を、インモールド法、冷やし金、鋳型からのガス吸引、鋳型への冷却ガス注入のいずれか又はそれらの組合せにより促進して、黒鉛の周囲にフェライト又はフェライトとパーライトの入り組んだ花弁状の組織を含む金属組織を有し、鋳放しで引張り強度が800N/mm2以上、好ましくは900〜1000N/mm2 であり、伸びが2%以上、好ましくは3%以上である鋳鉄品を鋳造することを特徴とする鋳放し球状黒鉛鋳鉄品の製法。
IPC (5件):
C21C 1/10 ,  B22D 27/04 ,  B22D 27/20 ,  C22C 33/10 ,  C22C 37/04
FI (6件):
C21C 1/10 B ,  B22D 27/04 G ,  B22D 27/20 C ,  C22C 33/10 ,  C22C 37/04 E ,  C22C 37/04 F
Fターム (5件):
4K014BA03 ,  4K014BC12 ,  4K014BC13 ,  4K014BD08 ,  4K014BE03
引用特許:
審査官引用 (3件)

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