特許
J-GLOBAL ID:200903036472051490

制震用建築材料、制震構造及びその構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 布施 行夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-361755
公開番号(公開出願番号):特開平11-172759
出願日: 1997年12月10日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 鉄筋コンクリート製の柱や壁に制震装置を組み込む場合に、地震時に建築物に層間変形が生じて、せん断力が加わった場合にも、制震装置の取付部分が容易に破損することがなく、十分な取り付け強度を有し、地震入力エネルギーを確実に吸収でき、しかも製造容易にする。【解決手段】 プレキャストコンクリート部20と、このプレキャストコンクリート部20に埋設した主筋26の上端部に固定された制震装置24と、主筋26の下端部を延出させた現場打ちコンクリート打設部22とを有する制震用建築材料12を用い、階下の制震用建築材料12を階下の梁14に一体化させた後、階上の梁14を貫通させて階上の制震用建築材料12階上の梁14に設置し、階上の現場打ちコンクリート打設部22の主筋26下端部を階下の制震用建築材料12制震装置24に連結固定した後、階上の現場打ちコンクリート打設部22にコンクリート型枠を取り付けて内部に床用コンクリート40を打設して階上の梁14と一体化させる。
請求項(抜粋):
建築物の強度部材を貫通して上下方向に複数接続される制震用建築材料であって、少なくとも複数の主筋を埋設して形成され前記建築物の強度部材上に設置可能にされたプレキャストコンクリート部と、前記プレキャストコンクリート部より前記主筋を延出させて前記建築物の強度部材を貫通して前記強度部材下方に突出されると共に、現場打ちコンクリートの打設により前記強度部材と一体化される現場打ちコンクリート打設部と、一方で前記プレキャストコンクリート部の前記現場打ちコンクリート打設部と反対側で前記プレキャストコンクリート部の主筋に固定され、他方で上方に接続される制震用建築材料の現場打ちコンクリート打設部先端の前記主筋と連結固定可能にされる制震装置とを備えることを特徴とする制震用建築材料。
IPC (3件):
E04B 1/16 ,  E04C 3/34 ,  E04H 9/02 301
FI (3件):
E04B 1/16 K ,  E04C 3/34 ,  E04H 9/02 301

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