特許

J-GLOBAL ID：200903036475416139

分岐脂肪酸及び分岐脂肪酸エステルの製造法

発明者： 冨藤 健 ,  安倍 裕 ,  松村 義久 ,  佐久間 泰光
出願人/特許権者： 花王株式会社
代理人 (1件)： 細田 芳徳
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-129589
公開番号（公開出願番号）：特開平7-309801
出願日： 1994年05月18日
公開日（公表日）： 1995年11月28日
要約：

【要約】【構成】総炭素数10〜25の不飽和脂肪酸もしくはそのアルキルエステル又はそれを含有する混合物を原料とし、触媒として二量化による副生物の生成を遅延するのに充分小さくかつ分岐脂肪酸が拡散するのに充分大きい細孔径の一次元細孔構造を有するゼオライトを用い、水又は低級アルコールの存在下150〜350°Cで反応を行う異性化反応工程を少なくとも有することを特徴とする分岐脂肪酸もしくはそのアルキルエステルの製造法。【効果】本発明の分岐脂肪酸及び分岐脂肪酸エステルの製造法によると、鉱酸等を用いる場合のような重設備を用いることなく、高収率かつ高選択的に、分岐アルキル鎖を有する脂肪酸またはエステルを製造することができる。

請求項（抜粋）：

総炭素数10〜25の不飽和脂肪酸又はそれを含有する混合物を原料とし、触媒として二量化による副生物の生成を遅延するのに充分小さくかつ分岐脂肪酸が拡散するのに充分大きい細孔径の一次元細孔構造を有するゼオライトを用い、水又は低級アルコールの存在下150〜350°Cで反応を行う異性化反応工程を少なくとも有することを特徴とする分岐脂肪酸の製造法。

IPC (8件)：

C07C 53/126 ,  B01J 29/18 ,  B01J 29/40 ,  C07C 51/353 ,  C07C 57/03 ,  C07C 67/333 ,  C07C 69/24 ,  C07B 61/00 300