特許
J-GLOBAL ID:200903036477326781

新規ヒドラジン誘導体およびそれを有効成分とする殺虫組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-006851
公開番号(公開出願番号):特開平5-163266
出願日: 1992年01月17日
公開日(公表日): 1993年06月29日
要約:
【要約】【構成】 ベンゾジオキサン環、ベンゾチオキサン環、クロマン環を有するヒドラジン誘導体及び該誘導体を有効成分として含有する殺虫組成物。【効果】 この誘導体は、近年殺虫剤に抵抗性をつけて問題になっている害虫、特に燐翅目害虫(コナガ、ハスモンヨトウ、コブノメイガ、チャノコカクモンハマキなど)に対し高い殺虫効果を有する。
請求項(抜粋):
一般式【化1】[式中、AおよびBは同じかまたは異なっており、O、S、【化2】またはNR′を示し(ただし、【化3】またはNR′の場合は隣接する炭素原子と二重結合をつくることもできる)、R1 、R2 、R3 およびR4 は同じか異なった水素原子、ハロゲン原子,(C1 〜C4 )アルキル基、(C1 〜C4 )アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基またはベンジルオキシ(C1 〜C4 )アルキル基を示し、R5 、R6 およびR7 はそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、(C1 〜C4 )アルキル基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、水酸基、ホルミル基、(C1 〜C4 )ハロアルキル基、(C2 〜C4 )アルケニル基、(C1 〜C4 )アルコキシ基、(C1 〜C4 )アルコキシ(C1 〜C4 )アルキル基、(C1 〜C4 )アルキルチオ(C1 〜C4 )アルキル基、または(C1 〜C4 )アルコキシ(C1 〜C4 )アルコキシ基を示し、R8 、R9 およびR10はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、(C1 〜C4 )アルキル基、トリ(C1 〜C4 )アルキルシリルオキシ(C1 〜C4 )アルキル基、ニトロ基、(C1 〜C4 )ハロアルキル基、ヒドロキシ(C1 〜C4 )アルキル基、ホルミル基、(C1 〜C4 )アルコキシ基、(C2 〜C4 )アルケニルオキシ基、(C2 〜C4 )アルキニルオキシ基、(C2 〜C4 )アルケニル基、(C2 〜C4 )アルキニル基、(C1 〜C4 )ハロアルコキシ基、(C1 〜C4 )ハロアルキルチオ基、(C1 〜C4 )アルコキシ(C1 〜C4 )アルコキシ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいフェニル基を有する(C1 〜C4 )アルコキシ基、または、CF3 、ハロゲンもしくは(C1 〜C2)アルキル基で置換されていてもよいフェノキシ基を有する(C1 〜C4 )アルコキシ基を示し、R11は水素原子、シアノ基、(C1 〜C4 )ハロアルキルチオ基、(C2 〜C5 )アシル基、ジ(C1 〜C4 )アルキルカルバモイル基、(C1 〜C4 )アルコキシカルボニル基、(C1 〜C4 )アルコキシカルボニルカルボニル基、(C2 〜C4 )アルケニル基、または、ハロゲン原子、(C1 〜C4 )アルコキシ基、(C1 〜C6 )アルキルカルボニルオキシ基もしくは(C1 〜C4 )アルコキシカルボニル基で置換されていてもよい(C1 〜C4 )アルキル基を示し、R12は(C3 〜C10)の分岐アルキル基を示し、nは0または1を示す。ただし、Rは水素原子、(C1 〜C4 )アルキル基または(C1 〜C4 )アルコキシ基を示し、R′は水素原子、(C1 〜C4 )アルキル基、(C2 〜C4 )アシル基または式【化4】のp-フルオロベンジル基を示すが、RとR′はこれらが結合している炭素原子と共にジオキソラン環を形成していてもよい。ただし、AおよびBが同じかまたは異なっており、Oまたは【化5】(R、R′はそれぞれ独立して水素原子または(C1 〜C4 )アルキル基)であり、かつR5 、R6 およびR7 が全て水素である場合を除く。]で示されるヒドラジン誘導体。
IPC (11件):
C07D319/20 ,  A01N 43/16 ,  A01N 43/32 ,  C07D265/36 ,  C07D267/14 ,  C07D279/16 ,  C07D311/22 ,  C07D311/58 ,  C07D327/06 ,  C07D335/06 ,  C07D339/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-141245

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