特許
J-GLOBAL ID:200903036480144171

充電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-098822
公開番号(公開出願番号):特開平6-290816
出願日: 1993年03月31日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】 ニッケル水素蓄電池等の2次電池の温度検知を正確に行い、安全かつ確実に急速充電することができる充電装置を提供することを目的とする。【構成】 温度センサー14と温度検知回路13によってニッケル水素蓄電池10の温度を測定する。温度センサー16と温度検知回路15は充電装置周辺の外気温度を測定する。充電装置にニッケル水素蓄電池10が接続されると電池温度と外気温度の情報が温度演算回路17に入力されて温度差が求められ、両者の温度差が第1の値以下になると充電開始信号が発せられて制御部19が充電電流制御回路9を動作させて充電が開始される。充電中は、温度演算回路18にて温度検知回路13,15の出力より電池10の温度と外気温度の充電開始からの温度差が求められ、予め決められた第2の値に達すると充電終了の信号が発せられ、制御部19が充電電流制御回路9の動作を停止して充電を終了する。
請求項(抜粋):
充電装置に電力を供給する電源回路と、充電電流を制御する電流制御部と、電池温度を検知する電池温度検知手段と、外気の温度を検知する外気温度検知手段と、上記電池温度検知手段によって検出される温度と前記外気温度件と手段によって検出された温度を監視し、各々の温度差が予め決められた第1の温度差以下になったときに充電開始の制御信号を発する第1の検知温度演算手段と、充電が開始された後に各々の温度を監視し、電池温度検知手段によって検出された電池温度から上記外気温度検知手段によって検出された外気温度を差し引き、予め決められた第2に温度差になったときに充電の終了の制御信号を発する第2の検知温度演算手段と、充電装置に電池が接続された後に、前記第1の検知温度演算手段からの制御信号に応じて上記電流制御部を動作させて充電を開始し、引き続き前記第2の検知温度演算手段からの信号に応じて上記電流制御部を停止させ充電を終了するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする充電装置。

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