特許
J-GLOBAL ID:200903036482304001

治療グレードトロンビン産物及び製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-510483
公開番号(公開出願番号):特表平10-505753
出願日: 1995年09月21日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】本発明は、優れたウィルスの安全性及び保存安定性の治療グレードのトロンビンの大規模製造のための改良された方法であって、イオン交換媒体としてのスルフアルキル活性化ポリサッカリド、特にリン酸緩衝液を用いる単一カラムによるイオン交換クロマトグラフィーによる抗ウィルス処理した粗トロンビンの精製を含むことを特徴とする方法を提供する。最後の溶出液中のトロンビンの回収の後、リン酸緩衝液は安定化製剤緩衝液に交換され、その安定化されたトロンビンは、ウィルスろ過され、任意に更なるウィルス不活性化のために乾燥熱処理される。最終産物は高い特異活性を有し、優れた収率で得られる。
請求項(抜粋):
脂質含有ウィルスを実質的に含まない保存安定な治療グレードのトロンビン組成物の大規模製造のための方法であって、 a)脂質含有ウィルスを不活性化するのに十分な量において、該ウィルスのための抗ウィルス剤と共に粗トロンビンをインキュベートするステップと、 b)そのインキュベートされた材料を、トロンビンのための高い選択性を有する単一のスルフアルキル活性化ポリサッカリドカチオン交換媒体、及び溶出剤としての増加する濃度の塩水溶液を用いる連続的イオン交換クロマトグラフィーにより精製するステップと、 c)クロマトグラフィーからトロンビンピーク溶出液を回収し、該回収されたトロンビンを安定化するためにその溶出液の塩溶液を生理的に適合する安定化製剤緩衝液に交換し、そしてトロンビンの製剤緩衝液を回収するステップと、 を含むことを特徴とする方法。
IPC (2件):
C12N 9/74 ,  A61K 38/00 ACA
FI (2件):
C12N 9/74 ,  A61K 37/02 ACA
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • ウイルス安全性精製ヒトトロンビン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-049078   出願人:バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッド
  • 特開昭63-243032
  • 特開平4-371221
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