特許
J-GLOBAL ID:200903036485829296

赤外線式人体検知器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中井 宏行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-011196
公開番号(公開出願番号):特開平6-222158
出願日: 1993年01月26日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】検知領域内の人体の通過を確実に検出し、小動物や風によって空気がゆらぐ等の誤動作要因に対して誤動作のない、構造が簡単で安価に製造出来る赤外線式人体検知器を提供する。【構成】赤外線検出素子を構成する4個の感知要素を、各々の極性が相異なるように隣接させて十文字状に配置し、集光部の集光器と感知要素との位置関係で決まる4つの検知領域E1〜E4を、最下部の1つの検知領域E1が地面Gよりも下側に、残りの3つの検知領域のうち2つの検知領域E2,E3の底辺部分が地面Gより上側で地面Gに近くなるように、かつ最後の1つの検知領域E4が地面Gより上側になるように配置する。集光部は、帯域フィルタからなるバンドパスアンプ、ウインドコンパレ-タ回路、タイマ-回路、パルスカウント回路とを備える。
請求項(抜粋):
人体から発する赤外線を赤外線検出素子を構成する4個の感知要素より成る集光部によって集光して、検知信号を出力する赤外線式人体検知器において、上記4個の感知要素は、各々の極性が相異なるように隣接させて十文字状に配置されており、上記人体検知器本体を壁画などに設置したときには、集光部の集光器と感知要素との位置関係で決まる4つの検知領域を、最下部の1つの検知領域が地面よりも下側に、残りの3つの検知領域のうち2つの検知領域の底辺部分が地面より上側で地面に近くなるように、かつ最後の1つの検知領域が地面より上側になるように配置させており、上記集光部は、上記赤外線検出素子の出力を増幅する増幅器と帯域フィルタからなるバンドパスアンプと、このバンドパスアンプによって増幅された上記赤外線検出素子の出力電圧が、あらかじめ設定された閾値を越えたときにパルス信号を発生するウインドコンパレ-タ回路と、上記ウインドコンパレ-タ回路からのパルス信号によって起動されるタイマ-回路と、上記タイマ-回路の起動後、タイマー回路がタイムアップする所定の設定時間内に出力されるパルス信号の数を計数し、その数が所定数に達した時点で人体検知信号を発生するパルスカウント回路を備えた構成とされたことを特徴とする赤外線式人体検知器。
IPC (3件):
G01V 9/04 ,  G01J 1/02 ,  G01J 1/42

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