特許
J-GLOBAL ID:200903036486976594

ハイブリッド電気自動車の空調制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-251560
公開番号(公開出願番号):特開平7-111709
出願日: 1993年10月07日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】 空調装置をエンジンに接続する場合等にエンジンが停止しあるいはエミッションや燃費が悪化するのを防止する。【構成】 空調装置を接続する際に、エンジン回転数Neを維持しながら発電出力を空調装置の消費電力A-Bだけ低減してエンジン出力PeをAに維持する。発電出力を監視しながら、発電機の界磁電流を調整してNeを徐々に増大させる。この制御によってPeがA-Bだけ増加した時点で、動作点Pにおける一定回転・一定出力運転に移行する。エンジン負荷の急増に伴うエンジン停止が防止されると共に、緩やかな出力変化であるためエミッションが良好となり、スロットル全開(WOT)時のエンジン出力線から外れないため燃費も良好である。
請求項(抜粋):
車両の駆動力を発生させるモータと、界磁電流を制御可能で発電によりモータに駆動電力を供給する発電機と、発電機を回転駆動すると共に空調装置を駆動するエンジンと、を有するハイブリッド電気自動車において、空調装置を始動する際、発電機の界磁電流を変更することにより、エンジンの回転数を維持しつつ発電機の発電出力をエンジンから空調装置への出力相当分低減させ、その上で発電機の発電出力を目標値と比較しながら発電機の界磁電流を変更してエンジンの回転数を漸次増大させ、発電機の発電出力が目標値に至った時点でエンジンを定回転数・定出力での運転に移行させ、空調装置を停止する際、発電機の界磁電流を変更することにより、エンジンの回転数を維持しつつ発電機の発電出力をエンジンから空調装置への出力相当分増大させ、その上で発電機の発電出力を目標値と比較しながら発電機の界磁電流を変更してエンジンの回転数を漸次低下させ、発電機の発電出力が目標値に至った時点でエンジンを定回転数・定出力での運転に移行させることを特徴とする空調制御方法。
IPC (2件):
B60L 11/12 ,  B60H 1/32 102

前のページに戻る