特許
J-GLOBAL ID:200903036489450097

インパルス方式による包装素材帯溶着方法及びインパルス型ヒートシーラを備えた包装装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 正国
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-104520
公開番号(公開出願番号):特開平7-291233
出願日: 1994年04月20日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 一対の溶着顎の少なくとも一方に電熱線が張設してあるインパルス型の溶着装置を備えた包装装置及びその方法において、L字型に2辺の溶着・溶断でき、かつこれらの温度が独立して、それぞれ適切な温度に、また溶着幅はできるだけ狭くできるようにする。【構成】 一対の溶着顎20a、21bはそれぞれL字型であって、一方の溶着顎20aには平電熱線25が、他方の溶着顎21aには、2条の弾性凸条30間に断面丸型の電熱線32がそれぞれL字型に張設してある。これら平・丸型電熱線25と32は独立して温度制御装置33a、33bに接続して、これら電熱線25、32を独立に温度コントロールして前記の目的を達成した。
請求項(抜粋):
熱可塑性の包装素材帯のフイルムの間に被包装物を挿入した熱可塑性の包装素材帯の2枚以上のフイルムを密封するに際し、相圧接離反する一対の溶着顎の一方の溶着顎の圧接面には長手方向に平電熱線が張設してあり、他方の溶着顎には前記平電熱線の両側縁と圧接可能な耐熱性の弾性凸条が2条設けてあり、この2条の耐熱性の弾性凸条の間に断面丸型の電熱線が張設してある装置を用いインパルス方法により、前記包装素材帯を溶着溶断するに際し、前記溶着顎が相離反している間に前記平電熱線、及び断面丸型の電熱線に通電して、これらを加熱し、ついで前記溶着顎を相接近して前記平電熱線の両側縁と2条の弾性凸条により、包装素材帯を挟持し、またこれと同時に、前記断面丸型の電熱線を前記包装素材素材帯を介して、前記平電熱線の幅の中央部に押し付け、この押し付け動作とほぼ同時に、前記通電を止め、前記平電熱線の両側縁と2条の弾性凸条により挟持している部分の前記2枚以上のフイルムを平電熱線の熱によって熱溶着し、その真中を前記断面丸型の電熱線の熱によって、前記2枚以上のフイルムを溶断し、これらフイルムの溶着部及び溶断部が固化後、前記一対の溶着顎を離反することを特徴とするインパルス方式による包装素材帯溶着方法。

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