特許
J-GLOBAL ID:200903036503457326
構造物の振動制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-028540
公開番号(公開出願番号):特開平5-222863
出願日: 1992年02月14日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 2重動吸振器形式の能動型振動制御装置について、小さい制御力で作動し、制御機構が簡単で、かつ構造物の固有周期に対する付加質量体の振動周期の同調が容易な振動制御装置を提供する。【構成】 構造物とガイドレール7に沿って摺動する第1付加質量体1を中空の積層ゴム3で連結する。さらに、振動方向の前部及び後部に周期調整用の補助積層ゴム4を設置し、第1付加質量体1の振動周期を構造物の固有周期と同調させる。積層ゴム3の両側にはオイルダンパー5を設け、第1付加質量体1に対し所定の減衰係数を与える。第1付加質量体1上には第2付加質量体2を設け、両者をコイルスプリング6で連結する。地震による構造物の応答等を基に、第2付加質量体2上に設けたACサーボモーター10でピニオン12を回転し、このピニオン12と第1付加質量体1に設けたラック13の噛み合わせにより、第2付加質量体2を前後に駆動する。
請求項(抜粋):
構造物に対し相対移動可能な所定質量の第1付加質量体と、前記構造物と前記第1付加質量体との間に介在し、前記第1付加質量体に対し前記構造物の固有周期と同調する周期を与えるバネ手段と、前記第1付加質量体に対し相対移動可能な所定質量の第2付加質量体と、前記第1付加質量体と前記第2付加質量体との間に制御力を作用させる駆動手段とからなる構造物の振動制御装置において、前記バネ手段が、前記構造物上に設置され、上端部を前記第1付加質量体と接合した積層ゴムと、前記構造物と前記第1付加質量体との間に介在する周期調整用の補助バネ手段とからなることを特徴とする構造物の振動制御装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 341
, F16F 15/02
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭63-114774
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特開昭63-156171
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特開平3-213742
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