特許
J-GLOBAL ID:200903036510410718

非同期2重系マイクロコンピュータシステムの故障検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-043522
公開番号(公開出願番号):特開平6-259267
出願日: 1993年03月04日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】従来方式に比べて優れたフェールセーフなマイクロコンピュータ制御システムテムを提供することを目的する。【構成】各系のMPU1,2において、プログラムを記憶している全ROMのサム値を計算して他系のMPUに入力し、正常な他系のMPUでソフトウエア的にサム値の故障チェックを行い、故障発生時は、正常時に一定周波数で発生しているウォッチドッグ(WD)信号を停止させてチェックリレーCHRの接点chrを落下させることで、制御リレーRYへのMPU1,2の論理積出力を遮断して制御を中止する。
請求項(抜粋):
同一の入力情報に対して同一の処理を行う2つのマイクロコンピュータを備え、前記入力情報に基づく各系のマイクロコンピュータの出力情報の論理積出力を制御出力として制御対象を制御する非同期2重系マイクロコンピュータシステムの故障検出装置であって、システムの通常動作時に実行されるプログラムの正常時にウォッチドッグ信号を一定周波数で発生させるウォッチドッグ信号発生手段を各系に備える一方、システムのプログラムを記憶しているROMのサム値を計算しそのサム値をそれぞれ他系のマイクロコンピュータに出力するサムチェック手段と、他系のサムチェック手段から入力する他系のサム値と予め記憶してある他系の正常なサムチェック値とを比較するサムチェック値比較手段と、該サムチェック値比較手段の比較結果が不一致の時に異常と判定して前記ウォッチドッグ信号を停止させる異常判定手段と、前記ウォッチドッグ信号が前記一定周波数以外の時に前記制御対象への制御出力を停止する制御出力停止手段とを備えて構成したことを特徴とする非同期2重系マイクロコンピュータシステムの故障検出装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-114337
  • 特開平3-124116
  • 特開平1-298446
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