特許
J-GLOBAL ID:200903036511242290
同期電動機の定数同定方法および同期電動機の定数同定機能付き制御装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-172355
公開番号(公開出願番号):特開2001-352800
出願日: 2000年06月08日
公開日(公表日): 2001年12月21日
要約:
【要約】【課題】 同期電動機のq軸インダクタンスLqを同期電動機の制御装置を使用して高い精度で自動的に求める。【解決手段】 回転子を停止状態に設定し、q軸電流指令、d軸電流指令を第1のq軸電流指令値、第1のd軸電流指令値に設定し、所定の高さをもつd軸電流ステップ指令を制御装置に与え、ステップ指令に対するd軸電流検出値の偏差に対応して生成されるd軸電圧指令値から電動機の一次抵抗による電圧降下分の電圧を減算して得られる電圧値を予め定められた第1の積分時間積分して積分値vd_sumを生成し、積分開始時点のd軸電流検出値に対する積分終了時のd軸電流検出値の変化量Δidを生成し、同様の計算をq軸について実行して積分値vq_sumとΔiqを生成し、K = (vq_sum/vd_sum)・(Δid/Δiq)を算出し、既知のd軸インダクタンスLdを用いて、q軸インダクタンスを、式Lq = KLdによって算出する。
請求項(抜粋):
同期電動機の真の磁軸をd軸、d軸から90 ゚進んだ軸をq軸とし、q軸電流指令に対するq軸電流検出値の偏差に対応するq軸電圧指令、及びd軸電流指令に対するd軸電流検出値の偏差に対応するd軸電圧指令をそれぞれ演算し、前記q軸電圧指令及びd軸電圧指令に基づいて同期電動機の駆動電流を制御する同期電動機の制御装置を用いて、同期電動機の定数を同定する方法において、回転子を停止状態に設定し、q軸電流指令を第1のq軸電流指令値に設定し、d軸電流指令を第1のd軸電流指令値に設定し、第1のd軸電流指令値に対して所定の高さをもつd軸電流指令をステップ指令として前記制御装置に与え、d軸電流指令の前記ステップ指令に対するd軸電流検出値の偏差に対応して生成されるd軸電圧指令値から電動機の一次抵抗による電圧降下分の電圧を減算して得られる電圧値を予め定められた第1の積分時間積分して積分値vd_sumを生成し、積分開始時点のd軸電流検出値に対する積分終了時のd軸電流検出値の変化量Δidを生成する第1の積分処理と、d軸電流指令を第2のd軸電流指令値に設定し、q軸電流指令を第2のq軸電流指令値に設定し、第2のq軸電流指令値に対して所定の高さをもつq軸電流指令をステップ指令として前記制御装置に与え、q軸電流指令の前記ステップ指令に対するq軸電流検出値の偏差に対応して生成されるq軸電圧指令値から電動機の一次抵抗による電圧降下分の電圧を減算して得られる電圧値を予め定められた第2の積分時間積分してその積分値vq_sumを生成し、積分開始時点のq軸電流検出値に対する積分終了時のq軸電流検出値の変化量Δiqを生成する第2の積分処理とを実行し、インダクタンス比Kを、式K = (vq_sum/vd_sum)・(Δid/Δiq)によって算出し、既知のd軸インダクタンスLdを用いて、q軸インダクタンスを、式Lq = KLdによって算出することを特徴とする同期電動機の定数同定方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G01R 31/34 A
, H02P 5/408 A
Fターム (20件):
2G016BA03
, 2G016BB01
, 2G016BB02
, 2G016BC00
, 2G016BD06
, 2G016BD14
, 5H576BB06
, 5H576BB10
, 5H576DD05
, 5H576EE01
, 5H576FF05
, 5H576HB01
, 5H576JJ03
, 5H576JJ22
, 5H576JJ26
, 5H576LL07
, 5H576LL22
, 5H576LL39
, 5H576LL40
, 5H576LL41
前のページに戻る