特許
J-GLOBAL ID:200903036512935583

空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-159974
公開番号(公開出願番号):特開平8-230420
出願日: 1995年06月03日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 負荷転動時の撓み変形、捻れ変形、充填内圧による流動変形に基づく亀裂発生を効果的に抑制して、ビード部51の耐久性を確実に向上させる。【構成】 ゴム硬度の低い第3スティフナー33をスティフナー30の半径方向外側部に配置してサイドウォール部35での撓み変形および捻れ変形を、伝達の途中で吸収・緩和し、半径方向外側端36近傍における歪を低減させるとともに、ゴム硬度が比較的高い第1、第2スティフナー31、32をスティフナー30の半径方向内側、中央部にそれぞれ配置して、折り返し部26と本体部25との間のゴムの半径方向外側への流動変形を低減させている。
請求項(抜粋):
一対のビードコアと、これらビードコア間に延びる本体部およびビードコアの周りを内側から外側へ向かって巻き上げられた折返し部からなるカーカスプライと、ビードコアから本体部に沿ってほぼ半径方向外側に延び、半径方向内側部が本体部と折返し部との間に位置するスティフナーを具える空気入りラジアルタイヤにおいて、前記スティフナーを半径方向内側から半径方向外側に向かって順次配置され、当該順序で硬度が低くなったゴムからなる第1、第2、第3スティフナーから構成し、これら第1、第2スティフナーの境界面Xを本体部に接近するに従い半径方向外側に向かうよう傾斜させるとともに、第2、第3スティフナーの境界面Yを本体部から離隔するに従い半径方向外側に向かうよう傾斜させ、さらに、前記折返し部の半径方向外側端部に第1スティフナーと第3スティフナーとの間の硬度のゴムからなり該部位における亀裂を抑制するプライエンドゴム体を配置するとともに、第2、第3スティフナーの境界面Yの半径方向外側端Y1をプライエンドゴム体の半径方向外側端より半径方向外側に、第1、第2スティフナーの境界面Xの半径方向内側端X1を折返し部の半径方向外側端より半径方向内側に位置させたことを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。

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