特許
J-GLOBAL ID:200903036513150113

液体クロマトグラフ質量分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-059988
公開番号(公開出願番号):特開平10-239298
出願日: 1997年02月26日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 イオン化及び質量分析器へのイオンの導入を最適に行なう。【解決手段】 試料溶液が供給されるノズル11先端に印加する高電圧の電流値を第1電流測定部14で、ヒーテッドキャピラリ12に印加する電圧を第2電流測定部16で検出する。イオン噴霧の状態が良好であるときには単位時間当たりに液滴に与える電荷量が大きくなるので、電流値Inは大きい。一方、ヒーテッドキャピラリ12に捕捉されずに通り抜けるイオンが多いほど、電流値Ihは小さい。そこで、制御部50は、Inが最大、Ihが最小となるように第1及び第2電圧発生部13、15の電圧を調整する。
請求項(抜粋):
液体クロマトグラフ部から与えられる試料溶液を霧化及びイオン化するイオン化部と、該イオン化部で生成したイオンを質量分析部へ輸送するためのキャピラリとを備える液体クロマトグラフ質量分析装置において、a)試料溶液を噴霧するためのニードルと、b)該ニードル又は該ニードル先端の外側近傍に配置された放電電極に高電圧を印加する第1電圧印加手段と、c)該第1電圧印加手段からの電圧により流れる電流を検出する第1電流検出手段と、d)前記キャピラリに電圧を印加する第2電圧印加手段と、e)該第2電圧印加手段からの電圧により流れる電流を検出する第2電流検出手段と、f)前記キャピラリを加熱する加熱手段と、g)前記第1及び第2電流検出手段の検出値に基づいて前記第1及び第2電圧印加手段並びに加熱手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする液体クロマトグラフ質量分析装置。
IPC (4件):
G01N 30/72 ,  G01N 27/62 ,  G01N 27/68 ,  H01J 49/10
FI (4件):
G01N 30/72 C ,  G01N 27/62 X ,  G01N 27/68 Z ,  H01J 49/10

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