特許
J-GLOBAL ID:200903036514883483

燃料電池のガス予熱構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-075149
公開番号(公開出願番号):特開2002-280023
出願日: 2001年03月16日
公開日(公表日): 2002年09月27日
要約:
【要約】【課題】 セパレータの僅かな加工工数の増大で、発電セルに供給される燃料ガス及び酸化剤ガスを効率的に加熱する。【解決手段】 i番目の発電セル11の燃料極層11bとこの燃料極層に隣接する(i+1)番目の発電セルの空気極層11cとの間に、導電性を有しかつ板状のセパレータ12を1枚ずつ介装する。セパレータ内にはこのセパレータの外周縁に沿って巻回するようにセパレータ用燃料予熱孔18dが形成され、このセパレータ用燃料予熱孔はセパレータ用燃料導入孔とセパレータ用燃料連通孔18cとを連通する。またセパレータ内にはこのセパレータの外周縁に沿って巻回するようにセパレータ用空気予熱孔19dが形成され、このセパレータ用空気予熱孔はセパレータ用燃料予熱孔とは連通せず、かつセパレータ用空気導入孔及びセパレータ用空気連通孔19cを連通する。
請求項(抜粋):
固体電解質層(11a,111a)とこの固体電解質層(11a,111a)の両面に配設された燃料極層(11b,111b)及び酸化剤極層(11c,111c)とからなる発電セル(11,111)が(n+1)枚(nは正の整数である。)積層され、i番目(i=1,2,...,n)の発電セル(11,111)の燃料極層(11b,111b)とこの燃料極層(11b,111b)に隣接する(i+1)番目の発電セル(11,111)の酸化剤極層(11c,111c)との間に導電性材料により板状に形成されたセパレータ(12,112)がそれぞれ1枚ずつ合計n枚介装され、前記n枚のセパレータ(12,112)が、燃料ガスをセパレータ(12,112)外周面に形成されたセパレータ用燃料導入孔(18a,118a)から導入し前記セパレータ(12,112)内に形成されたセパレータ用燃料連通孔(18c,118c)を通って前記セパレータ(12,112)の前記燃料極層(11b,111b)への対向面に形成されたセパレータ用燃料吐出孔(18b,118b)から吐出させるセパレータ用燃料通路(18,118)と、酸化剤ガスを前記セパレータ(12,112)外周面に形成されたセパレータ用酸化剤導入孔(19a,119a)から導入し前記セパレータ(12,112)内に形成されたセパレータ用酸化剤連通孔(19c,119c)を通って前記セパレータ(12,112)の前記酸化剤極層(11c,111c)への対向面に形成されたセパレータ用酸化剤吐出孔(19b,119b)から吐出させるセパレータ用酸化剤通路(19,119)とをそれぞれ有する燃料電池であって、前記セパレータ用燃料導入孔(18a,118a)及び前記セパレータ用燃料連通孔(18c,118c)を連通するセパレータ用燃料予熱孔(18d,118d)が前記セパレータ(12,112)内にこのセパレータ(12,112)の外周縁に沿って巻回するように形成され、前記セパレータ用燃料予熱孔(18d,118d)とは連通せずかつ前記セパレータ用酸化剤導入孔(19a,119a)及び前記セパレータ用酸化剤連通孔(19c,119c)を連通するセパレータ用酸化剤予熱孔(19d,119d)が前記セパレータ(12,112)内にこのセパレータ(12,112)の外周縁に沿って巻回するように形成されたことを特徴とする燃料電池のガス予熱構造。
IPC (4件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/04 ,  H01M 8/12 ,  H01M 8/24
FI (4件):
H01M 8/02 R ,  H01M 8/04 J ,  H01M 8/12 ,  H01M 8/24 R
Fターム (7件):
5H026AA06 ,  5H026BB01 ,  5H026CC03 ,  5H026CV02 ,  5H027AA06 ,  5H027KK48 ,  5H027MM16

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