特許

J-GLOBAL ID：200903036516178671

粘性体又は粘弾性体を用いた制震装置

発明者： 東野 雅彦 ,  浅野 三男 ,  山本 雅史 ,  樫村 俊也
出願人/特許権者： 株式会社竹中工務店
代理人 (1件)： 今岡 良夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-087924
公開番号（公開出願番号）：特開平11-256870
出願日： 1998年03月16日
公開日（公表日）： 1999年09月21日
要約：

【要約】【課題】従来の粘弾性体によるダンパーを用いた交叉形の制震装置では、交叉のためにダンパーが上下に二分されて数が多くなるため、かえってダンパー性能が低下してしまう。そこで、ダンパーの数を少なくして、ダンパー性能の向上させる。【解決手段】その一つは、複数の端部を上下に配した2枚の交叉形鋼板11,12の間に、両交叉形鋼板の形態に適合させた粘性体又は粘弾性体13を挟着一体化させて交叉形ダンパー10を形成し、該交叉形ダンパー10における上記一方の交叉形鋼板11の各上端部を架構1の上階側に、また、上記他方の交叉形鋼板12の各下端部を架構1の下階側に接合させる。他の一つは、上記のものにあって、上記交叉形ダンパー10の複数を更に上記粘性体又は粘弾性体13を介して積層して複数層に形成する。

請求項（抜粋）：

複数の端部を上下に配した2枚の交叉形鋼板11,12の間に、両交叉形鋼板の形態に適合させた粘性体又は粘弾性体13を挟着一体化させて交叉形ダンパー10を形成し、該交叉形ダンパー10における上記一方の交叉形鋼板11の各上端部を架構1の上階側に、また、上記他方の交叉形鋼板12の各下端部を架構1の下階側に接合させたことを特徴とする粘性体又は粘弾性体を用いた制震装置。