特許
J-GLOBAL ID:200903036517137944

高強度ステンレスボルトの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-128155
公開番号(公開出願番号):特開平9-314276
出願日: 1996年05月23日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 予め固溶化熱処理を施したマルテンサイト系析出硬化型ステンレス鋼を、冷間鍛造または温間鍛造によってボルト成形するときに発生するボルト頭部の内部割れを防止して、安価な高強度ステンレスボルトを製造する方法を提供する。【解決手段】固溶化熱処理して、マルテンサイト相90体積%以上としたマルテンサイト系析出硬化型ステンレス鋼を、冷間鍛造によりボルト素形材に成形した後、該ボルト素形材の表面温度が150°C以下となるまで徐冷却し、その後450〜650°Cの温度で析出硬化熱処理する。または、冷間鍛造後、該ボルト素形材の表面温度が100°Cより低い温度に達する以前に加熱して析出硬化熱処理する。冷間鍛造後のボルトの冷却を制御することによってボルト頭部の内部割れを防止することができる。
請求項(抜粋):
900〜1100°Cで固溶化熱処理して、体積百分率で、マルテンサイト相90%以上としたマルテンサイト系析出硬化型ステンレス鋼を、冷間鍛造または200°C以下の温度で加熱して行う温間鍛造によってボルト素形材に成形した後、該ボルト素形材の表面温度が150°C以下となるまで徐冷却し、その後450〜650°Cの温度で析出硬化熱処理することを特徴とする高強度ステンレスボルトの製造方法。
IPC (6件):
B21K 1/44 ,  B21J 1/06 ,  C21D 9/00 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/48 ,  F16B 35/00
FI (6件):
B21K 1/44 ,  B21J 1/06 A ,  C21D 9/00 B ,  C22C 38/00 302 E ,  C22C 38/48 ,  F16B 35/00 J
引用特許:
審査官引用 (4件)
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