特許
J-GLOBAL ID:200903036519365715

給湯機の缶体構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-250020
公開番号(公開出願番号):特開平11-083189
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【目的】 減圧弁や圧力安全弁を使用することなく、高圧力の水道の水を直接供給することができる内胴と外胴とを有する給湯機の缶体構造に関する。【解決手段】 燃焼室1の壁面を構成する内胴2とこの外側に外胴3を配置し、内胴2及び外胴3の上部を内胴天板5及び外胴天板6で封鎖し、両天板5・6の間に複数本の連結パイプ7を配置する。また、端部にバーナ9を取付けたバーナ取付筒8は内胴2・外胴3を貫通して溶着して給湯機の缶体4を構成する。内胴2はロール加工によって外胴3の板厚よりも厚い板厚の平板を筒状に形成して端部を接合し、また、外胴3の板厚と内胴2の板厚との中間の板厚で形成する接合リング10を設け、該接合リング10は内胴2の下端部と外胴3の下部内壁面との間に接合し、内胴2及び接合リング10以外の缶体4の部材を外胴3の板厚と略同一に設定する給湯機の缶体構造。
請求項(抜粋):
燃焼室1の壁面を構成する内胴2の外側に間隙を介して外胴3を設け、内胴2と外胴3との下端を接合して二重筒構造の缶体4を形成し、かつ、燃焼室1の壁面を構成する内胴2の上部を封鎖する内胴天板5と、缶体4の外胴3の上部を封鎖する外胴天板6とを設け、該内胴天板5と外胴天板6との間には燃焼室1内と連通する複数本の連結パイプ7を配置し、缶体4の側面に位置して内胴2と外胴3とを貫通するバーナ取付筒8を設け、該バーナ取付筒8に取付けたバーナ9の火炎を燃焼室1内に吹込む給湯機において、外胴3の板厚よりも内胴2の板厚を厚くし、かつ、内胴2は平板をロール加工して端部を接合して形成し、外胴3の下部の内壁面に接合する筒状の外胴接合部10aと、内胴2の下端壁面に接合する筒状の内胴接合部10bとを有する接合リング10を設け、かつ、接合リング10の板厚を外胴3の板厚と内胴2の板厚の中間に設定し、その他の水と接する部材を外胴3の板厚と略同一に設定したことを特徴とする給湯機の缶体構造。

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