特許
J-GLOBAL ID:200903036527330947

コルゲ-タにおける截断装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 芦田 直衛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-248451
公開番号(公開出願番号):特開平5-071094
出願日: 1991年09月03日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 段ボ-ルシ-トの製造時に必要とする補充紙替えまたはロット替えに当たって発生する不良シ-トをできるだけ良品シ-トを含まないような長さに截断すること【構成】 タンデム式スリッタ-スコアラ-を具えたコルゲ-タにおいて、カッタ-とスリッタ-スコアラ-の間にパルスジェネレ-タを設け、さらに前記スリッタ-スコアラ-の前方に、紙継ぎ箇所を検知するセンサを取付け、このセンサによる紙継ぎ信号またはスリッタ-スコアラ-のオン・オフ信号によって前記パルスジェネレ-タの加算を開始させ、その加算値に対応するシ-トの移動距離を演算装置に導入すると共に、該演算装置には、新旧ロット寸法ならびにカッタ-から前記センサの設置位置までの距離およびカッタ-からスリッタ-スコアラ-までの距離を予め入力しておき、それらの値を一定の数式ならびにステップからなるフロ-チャ-トで処理することにより、不良部分の余裕長さを見込んだ長さでシ-トを截断する。
請求項(抜粋):
カッタ-と2台のタンデム式スリッタ-スコアラ-(スリスコと略称する)とを有し、かつ前記カッタ-とスリスコの間にパルスジェネレ-タPGを設け、さらに前記スリスコの前方に、紙継ぎ箇所を検知するセンサを取付けたコルゲ-タにおいて、l1 、l2 、L、および△PG1 〜△PG2 を下記のとおりとし、かつ、後記のステップより成ることを特徴とするコルゲ-タにおける截断装置の制御方法。l1 =現(または旧)ロット寸法、l2 =新ロット寸法、L=カッタ-26から銀紙センサ-22間の距離、α=不良部分の余裕長さ、△PG1 =紙継ぎ個所を示す銀紙15が銀紙センサ-22の位置を通過してから、次回カッタ-信号が発せられた後に進んだ長さ、△PG2 =第一の銀紙15aと第二の銀紙15bとの間の距離、(イ)前記センサから発する紙継ぎ箇所(複数の場合には最後尾の紙継ぎ箇所)の通過信号によって前記△PG1 および△PG2 の加算を開始させる。(ロ)カッタ-切断信号の到来をまって△PG1 を読み込ませた後、これをリセットさせる。(ハ)L≧l1 ×nを判別させる。(ニ)次の銀紙の到来の有無を検知させ、センサ検知信号を受けたときには、△PG2 をリセットさせた後、改めて△PG1 および△PG2 の加算を開始させる。(ホ)次の銀紙が到来しなかったときには、△PG2 ≧l2 ×nまたは△PG2 ≧l1 ×nを判別させ、その判別がN側のときには、前記(ニ)のステップに戻し、Y側の場合には前記△PG2 をリセットさせる。(ヘ)△PG2 ≧l2 ×nの関係にあるとき、L-△PG1 -(l1 ×n)の値を、新ロット寸法であるl2 で除した商aと余bを算出させ、一方、△PG2 ≧l1 ×nの関係にあるとき、L-△PG1 の値を、旧ロット寸法であるl1 で除した商cと余dを算出させる。(ト)前記の各算出値から切断寸法制御対象となるシ-トが(n+a+1)枚目または(c+1)枚目であることを検出させると同時に、当該制御対象シ-トを截断するに当っては、前記の余値に、不良部分の余裕長さαを見込んだ長さで不良シ-トを截断する。

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