特許
J-GLOBAL ID:200903036530391825

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-080666
公開番号(公開出願番号):特開平6-293209
出願日: 1993年04月07日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 横の座席に人が座っていない場合でも、輻射パネルから乗員が受ける熱量を左右でバランスさせる。【構成】 乗員センサにより横の座席(助手席)に人が座っていないと検出された場合(ステップ110で「NO」の場合)には、人が座っていない側(助手席側)の輻射パネルの空調能力を人が座っている側(運転席側)の輻射パネルの空調能力よりも高めるように次式により補正する(ステップ112)。Tw1=Ts +ψ2 /ψ1 ・(Tw2-Ts )ここで、Tw1,Tw2はそれぞれ助手席側と運転席側の目標輻射面温度、Ts は乗員の体表面温度、ψ1 ,ψ2 はそれぞれ助手席側と運転席側の輻射パネルと運転者との間の角関係(形態係数)である。尚、運転席側の目標輻射面温度Tw2はステップ106で、最も省エネルギとなる(省エネルギ度εが最大になる)ように決定される。
請求項(抜粋):
温度調節された風を車室内に吹き出す空調ユニットと、車両の両側にそれぞれ配置された輻射パネルとから構成され、前記空調ユニットから吹き出す風と前記輻射パネルの表面温度とを制御して車室内を暖房又は冷房する車両用空調装置において、前記輻射パネルから輻射熱を受ける位置の座席に人が座っているか否かを検出する乗員検出手段と、この乗員検出手段により人が座っていない座席が検出されたときに、人が座っていない側の輻射パネルの空調能力を人が座っている側の輻射パネルの空調能力よりも高めるように補正する補正手段とを備えたことを特徴とする車両用空調装置。

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